おとなの文化村(821)  「イラストでみる 平安ファッションの世界」 高島克子さん

今夜のお客様はおとなの文化村2回目のご出演、服飾デザイナー・エイフレッシュ代表の高島克子さんです。

高島さんは千葉市のお生まれ、高校時代までは岡山で過ごされました。1979年、京都女子大学短期大学部家政科被服専攻卒業。ハウスデザイナーとしてアパレルメーカーに勤務後、1992年、サンフランシスコへ留学、City College of San Francisco を卒業。1997年、帰国後はファッションデザイナーと英会話講師の2足のワラジを履きながら、2004年、産能大学(現:産業能率大学)経営情報学部を卒業。2012年、Afresh(エイフレッシュ)を創業、「おしゃれで機能的」をコンセプトに、リサイクル着物地のエシカルなベレー帽や着物・帯・半襟デザインを手がけておられます。2022年、着物アップサイクル~形を変えて想いを伝える~「一糸想伝」(一つの糸が想いを伝える)プロジェクトを始動。福岡県八女市広川町で開催された「第3回久留米かすりデザインコンテスト」で最優秀賞を受賞されました。今夜は、この度「有隣堂」から出版された「イラストでみる 平安ファッションの世界 皇族・貴族から武士・庶民まで」のご紹介などお話を伺いたいと思います。

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おとなの文化村(820)  第一回ご当地おむす美大賞 東四栁祥子さん ゼミ生のみなさん

今夜のお客様は先般開催された「第一回ご当地おむす美大賞」近畿ブロック優勝、特別賞を受賞した「梅花女子大学食文化学部食文化学科」教授、東四栁祥子さんとゼミ生のみなさんにお越しいただきました。

東四栁さんは昭和52(1977)年生まれ、石川県のご出身。
1996年、東京女子大学文理学部英米文学科に入学。高校時代から料理書や料理雑誌の蒐集が趣味で、大学時代には制作の裏側に興味があり、料理雑誌や料理番組のアルバイトを経験。大学4年生の時、食文化研究を専門とする先生との出会いがあり、大学院進学を機に、英文学研究から食文化研究へと方向転換。大学院では、英文学を学んでいたことをいかし、欧米の影響を受け、近代化を遂げた明治・大正期の国内外の料理書を調査資料とする研究に着手されました。『料理書と近代日本の食文化』をはじめ食文化に関する著書を多く出版されています。現在、梅花女子大学で教鞭をとるかたわら、一般社団法人日本家政学会食文化研究部会常任委員、一般社団法人和食文化国民会議調査・研究部会幹事、NPO法人大阪府高齢者大学校講師、農林水産省や文化庁の食文化関蓮の委員会の委員などを務め、日本郵便「特殊切手(「和の食文化シリーズ」・「おいしいにっぽんシリーズ」)」の助言・監修や、虎屋「第7回 とらや市 箸置き」展示協力、国立科学博物館「特別展 和食 ~日本の自然、人々の知恵~」ウェブアンケート監修など活躍されています。今夜は全国各地から自慢のおにぎりが多数応募、競い合ったなか「特別賞」を受賞した「多幸結美(たこむすび)」のチャレンジなどをゼミ生の方々にもお越しいただきお話を伺います。

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おとなの文化村(819)  不登校支援事業 小川涼太郎さん

今夜のお客様は「株式会社スダチ」代表取締役、小川涼太郎さんです。

小川さんは1994年3月生まれ、徳島県のご出身。2012年に関西大学経済学部へ入学、4年間大阪の吹田市で学生生活を送られました。2016年4月、アビームコンサルティングへ入社。1年目からプロジェクトリーダーに抜擢。2年目には新規部署の立ち上げメンバーを経験し、2年間で0から50人規模のチームへと拡大。日常の業務の中から『教育が変われば人も変わり社会も変わる』ことに気づき、『教育へ人生を捧げたい』と強く思い、2019年5月に退職し「株式会社スダチ」を設立。不登校の子供達に向けたボランティア活動を通して、多くの不登校の子供達と関わる中で、「本当は学校に行きたいけど行けない、自分でも行けない理由が分からない」という”目的意識がない不登校”で悩んでいる子供達や親御さんが多くいることを知り、その現状に危機感を感じたという小川さん、「不登校で悩んでいる人たちを1人でも多く救いたい」という想いから、2020年4月不登校支援事業開始。2024年3月時点での再登校人数は850名を超え、平均再登校日数は17日。再登校率は90%を超えています。今夜は、小川さんに東京からお越しいただいてのご出演です。

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