おとなの文化村(229回) 大阪市立大学大学院 準教授 嘉名光市さん

今夜は水都大阪の各種企画の推進をはじめ、都市魅力や、コミュニティデザインなどの分野で研究と実践に力をいれておられる大阪市立大学大学院 準教授 嘉名光市さんです。

嘉名さんは1968年河内長野生まれの44歳。南海高野線沿線のニュータウンで育ったので 小さいときにはミナミで映画や買物、芝居、食事などの娯に触れることが多く都会の持っている魅力に興味をもち、進学した東京工業大学 社会工学科では、景観・都市計画の研究に取り組むこと、そして卒業後、大手銀行系のシンクタンクに入社後全国の地域開発プロジェクトの企画・計画や都市計画等の実務に携わられますが、人と環境との関わりという観点から都市をつくりたいという思いから、社会人大学院に入学し、実務の傍ら研究に取り組んだのち、大阪市立大学に研究者として移籍。大学では、戦前戦後の大阪の都市計画の計画・デザイン思想に関心をもち、大阪の都市計画史・都市デザイン史を研究。そして近年は大阪都心の再生に向けた具体的な方法論の確立にむけ、船場や水都大阪(大阪の水辺再生)などで各種社会実験を実践。その一つとして、水都大阪推進員会アドバイザーとして水都大阪のイベントの企画・立案に参画。現在は、大阪府・大阪市特別参与として府市統合本部 都市魅力戦略会議に参加。大阪の魅力を活かした新たな都市魅力の創出と都市の再生に向けて活動されています。今夜は、水都大阪の再生や大阪都心の再生問題など大都会大阪がかかえる様々な問題について語っていただきます。

これに関連する記事

WordPress Themes