音楽695 豆異℃

11月は身近なミュージシャンの新しいCD紹介します。
第1週目は豆異℃(まめいど)のサードアルバムからお届けします。

「トロロ」

「正義の味方」

「死ぬ」

「豆異℃はすべてを受け入れる。」 「豆異℃はきみらを救い給うであろう。」 名古屋のロックシーンを1979年から約20年間駆け抜けた奇妙なバンド「なぞなぞ商会」のフロントマンであった遠藤豆千代。 彼が2009年に結成したのが豆異℃(まめいど)である。 「遠藤豆千代の世界を見聴きする人たちを異空間に誘う」という意味からバンド名を豆異℃(まめいど)とした。 色とりどりのウィッグに、白塗りメイクを施し、派手なボンテージ衣装を身にまとい名古屋、大阪、東京にて勢力的にライブを展開。2枚目のオリジナルアルバム「豆異℃II」を発表するが、同時にバンドを解散する(元々豆異℃は一回のライブづつ解散する設定で活動)という、一見支離滅裂な行動をとるが、ひとつの星が粉々に砕け散ってしまうかのように解散し、我々は隕石となって各地に飛び散ることになる。 そこで第二・第三の豆異℃が姿形を変えて現れるであろう。 ご期待を請う。その日を震えて待て。とは遠藤豆千代の言葉である。 そしてその後、白塗りメイクはやめ、独自のジャンル、エログレッシヴ・ファンクで再結成。 3枚目のアルバム「豆異℃III」の制作をはじめ、ライブやろうとしたときにコロナが…。 ライブが中止になると同時にバンドの酋長である遠藤豆千代が病に倒れる。 闘病のすえ、酋長は銀河へのツアーに旅立った。 酋長を亡くした豆異℃メンバーは悲しみに打ちひしがれていたが、遺言に「アルバムの発売」があったことを思いだし、遠藤豆千代の念願をかなえるべくたち上がり、メンバーが全精力を注ぎ、自分たちでミキシングからマスタリングまでを手がけた。酋長が表現したかった音楽を忠実に再現。いやそれ以上に作り上げたのが今回の豆異℃IIIである。 コロナ禍で、大変だったり、辛かったり、悲しかったりする人が多いなか、このアルバムを聴いて泣いたり笑ったりしていもらえたら、メンバー一同満足。 そして、何よりも遠藤豆千代という、スゴい変態がいたということを世に知らせ、忘れずにいて欲しいと思う。 「また豆のことスゴいとおもったね」といつもの口癖をつぶやき、ニヤリとする遠藤豆千代に会えるはずだ。 100枚限定 一枚一枚に愛を込めて 一枚1500円 税込 ・送料別 いぬん堂にてネットでCDを購入可能。 タワーレコードのネット配信でもダウンロード可能 聞けば目の前に遠藤豆千代が蘇るようなアレンジに仕上げた。 ファンク、ラテン、ジャズ、ロックンロール…ジャンルというより「豆異℃サウンド」で、かめばかむほど味がでる、するめいかのように、「聞けば聞くほど面白い」アルバムになっている。
メンバーは、ほぼアラ還
遠藤豆千代: Vo
よしりん: G,G-Synth,Vo,Cho,
キム・チゲお: B,Cho,key,
ブースケ: Dr,Vo,Cho
奇異(きい): Vo,Cho
パク・ティムポ: G,Vo,Cho

未定である事で永遠に走り続ける豆異℃の日本の、世界の、宇宙の明日はどっちだ?ロックンロールはネバーダイでトゥービーコンティニューだぜ、皆の衆

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