Category: ゲスト紹介

おとなの文化村 (197回) 電気を使わずに発光する磁器製の誘導灯開発 岩本泰典さん

今夜は400年の歴史を持つ佐賀有田焼の上絵付けの技術と光を溜め込む塗料の技術をあわせて開発された画期的な電気を使わずに発光する磁器製の誘導灯ルナウェアの開発が評価され、先ごろ「第4回ものづくり日本大賞 内閣総理大臣賞」を受賞されたベンチャー企業コドモエナジー株式会社代表取締役社長の岩本泰典さんにお越しいただいています。

竹田さんは1962年大阪生まれの50歳。学校を卒業後、お父様が運営されていた会社でユニットバスの施工職人としてビジネスの世界に入られます。そして1986年24歳のときに自分の会社であるリフォーム事業を中心とした株式会社アルファユニットを設立。そしてその後事業拡大を続けられ2004年にもうひとつの会社である地球環境を壊さず、次世代を担うコドモ達を守るための商品作りを目指す企業、その名もコドモエナジー株式会社を立ち上げられます。そしてコドモエナジー社では自然エネルギーを循環利用した持続可能で安心安全を備えた建築資材である究極の省エネ材料ルナウェアの開発に成功され、このたびの「第4回ものづくり日本大賞 内閣総理大臣賞」の受賞となりました。今夜はルナウェアの開発秘話そして岩本さんのヴェンチャー魂について熱く語っていただきます。

 

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おとなの文化村 (196回) 「甲子園が育んだプロ野球フロント魂」の著者竹田邦夫さん

今夜はプロ野球そして高校野球と野球にあこがれるすべての人々の聖地。歴史と伝統の「甲子園球場」の裏方として長年尽力され、このたび「甲子園が育んだプロ野球フロント魂」とタイトルされた一冊の本を出版された元甲子園球場長で阪神タイガースフロントも務められた竹田邦夫さんをお迎えしています。

竹田さんは1950年大阪阿倍野は北畠のおうまれの62歳。お兄さんが進学されていた関西学院高等部にあこがれ、自分も進学、入学と同時にアメリカンフットボールに入部。以来アメリカンフットボール漬の毎日をおくり大学進学後、日本のアメリカンフットボールの聖地でもある甲子園球場での甲子園ボウルにおいて日本一に輝きます。そして卒業後就職した先はなぜか甲子園をもっている阪神電車事業部や人事部での活動のあと1982年に阪神タイガースに出向、総務部次長として1985年の吉田阪神の日本一を体験。1993年には第22代甲子園球場長に就任し、その後は本社にもどり球団オーナー秘書 そして2000年には球団常務取締役。本部長として野村、星野、岡田と三人の監督さんたちと苦楽をともにされ2004年に退団。そして今回これまでの甲子園球場とともにあゆまれた日々を「甲子園が育んだ プロ野球フロント魂」として出版されました。今夜は竹田さんを育ててくれた甲子園について熱く語っていただきます。

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おとなの文化村 (195回) 「あのね教育」の教育者 鹿島和夫先生

今夜はおよそ半世紀にわたって小学校の教壇から子供たちにやさしいまなざしを注ぎつけておられる教育者、鹿島和夫先生をお迎えしております。

鹿島先生は昭和10年佐野市生まれの76歳。地元泉佐野で高校まで過ごしたのち神戸大学教育学部を経て神戸市の公立小学校教諭として40年間勤めあげられました。そしてその間に子供たちのものを見る素直な視点に着目。そんな素直な視点をより上手く表現できるようにその力を引き出す独自の教育手法、先生がなづけられたいわゆる「あのね教育」といわれる手法を生み出されます。そして教壇を退かれた現在も「あのね教育」の実践者として講演などの場でこどもたちの未来にやさしい眼差しを投げかけておられます。著書は「みんなのたからもの」「せんせいひみつやで」など多数。また北原白秋賞や読売教育最優秀賞など教育界での受賞も数多く泉佐野が生んだ教育の父とよばれている鹿島先生です。今夜はそんな先生からこどもたちとの向き合い方など長年の教員生活から編み出された「あのね教育」とはなにかを伺います。

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