おとなの文化村 (192回) 魚すき丸萬の九代目 後藤英之さん

今夜は、ただいま道頓堀中座くいだおれビル1階の諸国漫遊いつびり庵において好評開催中の大阪道頓堀150年の味をいまに引継ぐ魚すきの「丸萬」の展示会イベント「ひさしぶりにもどりまし展 丸萬本家リターンズ」にちなみまして丸萬本家の九代目であり現代美術家でもある後藤英之さんにお越し頂きました。

後藤さんは昭和37年大阪の食の老舗魚すきの「丸萬」の九代目に生まれた49歳。八代目のお父様も家業の傍ら画家としても活動されており、その影響なのか高校は大阪市立の工芸高校図案科に進学。卒業後は多摩美術大学美術学部に入学。大学院の研究生終了後は大阪にもどりデザイン系の専門学校での講師や環境アートディレクターとして活躍され、画家・彫刻家としての個展を開催されてます。自らのアーティスト事務所ではる「後藤英之事務所」を設立。以降は造形作家、画家、彫刻家としての活動が中心となり平成8年には13回咲くやこの花賞美術部門を受賞されたり、平成16年にはクリスタ長堀フィッシュ広場の壁画レリーフが大阪市環境アメニティ表彰を受けるなど、主にパブリックアートの世界で今日まで活躍されています。そしてアーティスト活動の傍ら現在は中央区に移転している「丸萬」の九代目としても忙しい日々をおくられている後藤さんです。今夜は「丸萬」150年の歴史とご自身のアーティストとしての日々を語っていただきます。

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