今夜のお客様は「堺能楽会館」館主、大澤徳平さんです。
大澤さんは1932年(昭和7年)堺市のお生まれ。大阪府立泉陽高校を経て和歌山大学経済学部を卒業。江戸時代創業の酒造業だった大澤家が第二の家業として経営する本湊焼の窯元「大澤製陶所」に入所。1961年(昭和36年)、第2室戸台風の被害で大澤製陶所が廃業。日本ストラット株式会社に勤務、大阪支店長をつとめた後、1966年、堺市大浜北町に貸しビル「ダイトクビルディング」を自営。1969年、お母さんがビルの1階に創設された「堺能楽会館」館主に就任。1973年から堺ロータリークラブで活動を始め、1975年「小谷城テニスクラブ」専務取締役・総支配人として勤務。堺簡易裁判所民事調停委員、堺市固定資産評価審審査委員などを歴任。2012年、おやじのギャラリー「六平」を開設。2019年には「堺能楽会館創設50周年記念公演」を開催されました。この間、教育と文化部門で堺市功績者表彰、平成17年に藍綬褒章を受賞、堺市特別功績者表彰、大阪府知事表彰、堺市功労者有功章を受賞されました。今夜は1969年(昭和44年)、お母様の大澤美代さんが建てられた個人経営の「堺能楽会館」の歩みなどたっぷりと語っていただきましょう。
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今夜のお客様はことし第50回を迎える「中之島まつり」世話人代表の森一貫さんです。
森先生は昭和18年(1943年)大阪市のお生まれ。大阪府立住吉高校、早稲田大学をへて大阪大学大学院法学研究科を卒業、帝塚山短期大学に講師として奉職、専門は日本文化論、都市論や政治学など。その後、帝塚山短期大学の助教授、教授を経て学長に就任。また帝塚山学院幼稚園の園長先生を務めた後、関西外国語大学に移り国際言語学部長をつとめ70歳で退任されました。森先生は教育現場の仕事だけでなく多くの団体で理事や委員をつとめられていますが、今夜のテーマである「中之島まつり」がその活動の原点だったと伺います。来る5月3日、4日、5日、中之島公園一帯で開催される日本最大級の市民祭り「中之島まつり」はことし第50回を迎えます。今夜は、開催を前に中之島まつりの成り立ちや、今年の見どころなどをお伺いしたいと思います。
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今夜のお客様は2013年5月以来10年ぶりのご出演、ノンフィクションライターの井上理津子さんです。
井上さんは1955年、奈良市のお生まれ。大阪のタウン誌「女性とくらし」記者を経て、1984年からフリーライターに。大阪を拠点に人物ルポ、旅、酒場などをテーマに取材・執筆を続けてこられました。2010年から東京に拠点を移し、さらに仕事の幅をひろげ、現代社会における性や死をテーマに取り組んだノンフィクション作品を次々と発表し話題に。おもな著書に『さいごの色街 飛田』『葬送の仕事師たち』『絶滅危惧 個人商店』など。最新作は3月に辰巳出版から『師弟百景』を発刊。人と町が織りなす文化を主なテーマとして、取材、執筆活動を続けておられます。さあ、10年ぶりに登場の今夜、どんなお話を伺えるのでしょうか・・・。2006年、創元社から出版された「大阪名物 なにわみやげ」からのお知り合いというノイリン、よろしくお願いします。
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