おとなの文化村 (148回) 神戸サカモトキッチンスタジオ 坂本廣子先生

今夜は 子供たちに食べること、作ることを通じて生きる力や喜びを学んでもらおうという教育のジャンルのひとつ「食育」のリーダーであり先駆者である 神戸サカモトキッチンスタジオ主宰の坂本廣子先生をお迎えしています。

坂本先生は神戸生まれの神戸育ち。幼児期からの食育を30年以上前から提唱し、日本の食育実践の先駆けとして活躍されており、NHK教育テレビの「ひとりでできるもん」の産みの親でもあり「台所は社会の縮図」として、食育、介護、そして自らも阪神淡路大震災の体験者としての防災、また食を通じてのまちおこし村おこしなど、広く問題解決に取り組む社会派料理研究家です。なかでも教育において、ハンズオン教育つまりは体感教育を食育の分野から実践されていて、子供に実際に包丁を持たせ、料理作りを教える体感料理教室「キッズ・キッチン」は、本物の学力向上の切り札としていま注目を集めている事業です。また阪神淡路大震災の経験をもとに台所からの頑張らない防災の様々なアイデアを紹介し 先ごろの東北・北関東大地震の時には各メディアで大きく紹介されました。そして食コンサルタントとしても、製造、流通、レシピ開発まで広い視野での指導もされているなど「食」を通じての様々なジャンルで大活躍の坂本先生主な著書は「坂本廣子の食育自立応援シリーズ」全3巻(少年写真新聞社)「五感で学ぶ食育ガイド キッズキッチン」(かもがわ出版)「五感で育む食育実践レシピ集 キッズキッチンⅡ」(〃)など多数・・今夜は「食育」と時節柄「防災」という大きな二つのテーマにそってお話を伺います。

 

 

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おとなの文化村 (147回) 中之島まつり実行委員長 西薗修也さん

今夜のこのコーナーは 毎年GWの3日から5日まで中之島公園を中心に開催されて40年という 歴史ある市民が作る市民の祭り「中之島まつり」の実行委員長をされている西薗修也さんです。

「中之島まつり」は1973年、当時巻き起こっていた中ノ島地区の地域再開発計画に反対して、中之島公園一帯の景観保存をめざそうと活動していた人たちが始めた手作りのお祭りで今年で40回目。毎年参加する団体や個人が実行委員会を結成し、企画から準備、当日の運営まで、すべて手づくりを貫いています。誰もが参加でき、つくり手になれるのが、この中之島まつりでしょう。ですから参加スタイルは様々、いろんな個性をミックスして大きな力へと変え、人と人とのつながりを強めながら、常に新しいまつりを目指されています。西薗さんは中之島まつりには第17回から参加、今年で24回目です。メインステージから直営バザーまであらゆる企画に携わってこられここ数年は、中央公会堂を会場に開催される「中之島映画祭」に関わっておられます。今夜は「中之島まつり」の歴史の半分以上に深く関わってこられた西薗さんにこのお祭りの魅力を語っていただきます。

 

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おとなの文化村 (146回) プリンセス・トヨトミ作家 万城目学さん

今夜も5月映画『プリンセス・トヨトミ』が公開される作家の万城目学さんです。おとなの文化村始まって以来の公開録音を2週に渡りお届けします。

今夜は万城目学さんの私生活や会場のお客さんからの質問や映画『プリンセス・トヨトミ』の撮影裏話などお届けします。


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