今夜のお客様は つい先日9月15日に開業三周年を迎えた大阪の今イチバンの人気スポット天満天神繁昌亭のことを先ごろ本にして出版された 大阪商工会議所の堤成光さんです。
1961年大阪市生まれ。天王寺区で小学校5年まで育ち、その後、泉北ニュータウンに転居。1985年大学を卒業し、大阪商工会議所に入所。1992~94年の2年間は外務省に出向し、2年間バングラデシュの首都ダッカにある日本大使館で勤務。大使館では経済、商務を担当する。その後、国際部などを経て、1997~2001年の3年半、シカゴの日本企業による商工会議所であるシカゴ日本商工会議所の事務局長としてシカゴ駐在。現在は大阪商工会議所中小企業振興部の流通担当として勤務している。これまでに、大阪の観光魅力向上を目的とした大阪ナイトカルチャー事業を企画・実施した他、アメリカ村の落書き一斉消去事業を推進するなど、観光、まちづくり事業を担当されてこられました。そして現在は、大手小売業や商店街振興に向けた事業を主に担当。シカゴ駐在の時代に出会いのあった桂三枝師匠から「繁昌亭」の構想の段階から相談を受け、開業までいろいろと協力してきたこともあり今回その変遷を綴った「奇跡の寄席 天満天神繁昌亭」を執筆発行の運びとなりました。
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今夜のお客様はいまは懐かしくなってしまった映画館の看板を描く映画絵のアーチスト八条祥治さんです。
八条さんは1956年大阪市のご出身。学校を卒業後建築会社のサラリーマン生活をしていた八条さんですが1981年 映画看板絵師である父親の八条孝昌(たかまさ)さんが立ち上げた映画看板制作会社『八条工房』に弟子入りし看板絵師の修業をはじめます。以来 主に道頓堀、千日前、梅田、和歌山など関西一円の映画館の劇場正面にある手描き映画看板をてがけることになります。当初は順調に仕事が進んでいましたが 90年代初頭のバブル崩壊と時を同じくして 各地にシネコンが進出することとなり 老舗映画館が続々閉館となり仕事も激減 最後の仕事先であった道頓堀の映画館が閉館した2007年に 師匠である父が他界。親から受け継いだ 手描き看板の技術を後世に残したいとの想いが強まり 今年3月に「大好きなスターやタレント、恋人や大切な人を描いてみませんか!」をキャッチフレーズに 「映画絵倶楽部」をスタートコンピュータグラフィックスでは出せないぬくもりのある手描きの看板絵にこだわり続ける毎日です。
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今夜のお客様は大阪南部の庶民の足を担う電車 南海電車の会長兼CEO 山中諄さんです。
山中さんは昭和18年三重県の出身。昭和40年3月に立命館大学経済学部を卒業後、同年4月 南海電気鉄道株式会社入社。鉄道事業の様々なセクションを体験後、平成13年6月に代表取締役社長に就任。そして平成19年6月には代表取締役会長 兼 CEOに就任。南海電鉄のトップリーダーとして鉄道事業を中心に大阪南部の地域開発に奮闘されています。また同時に関西の経済界のリーダーの一人として関西鉄道協会 理事、学校法人立命館 理事、社団法人日本経済団体連合会 常任理事、社団法人中央電気倶楽部 理事、大阪商工会議所 2号議員、社団法人関西経済同友会 代表幹事、社団法人関西経済連合会 評議員などを歴任されていて多忙な日々を送っていらっしゃいます。今夜は南海電車を通じての大阪ミナミエリアへの想いなどをたっぷり語っていただきます。
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