おとなの文化村(698)  大阪音楽大学理事長 中村孝義さん

大阪音楽大学理事長、中村孝義さんです。

中村孝義さんは1948年、大阪のお生まれ。大阪府立大手前高校を経て関西学院大学文学部美学科を卒業。1975年、関西学院大学大学院文学研究科(音楽学専攻)博士課程単位取得満期退学。1985年から2年間、旧西ドイツ・ヴュルツブルク大学の音楽学研究所客員研究員として室内楽ジャンルを中心に、イタリアとドイツの音楽的交流についての研究に従事し、1991年大阪音楽大学教授に就任。1999年から5年間ザ・カレッジ・オペラハウス館長を併任し、大阪音楽大学大学院研究科長を経て、2006年4月から6年間大阪音楽大学学長を、現在は理事長、名誉教授を務めておられます。室内楽や解釈学などを中心とする音楽学(西洋音楽史、音楽美学)研究に従事すると同時に、広くオペラ活動やアーツ・マネジメントにも関心を寄せ、社会の音楽活動に対して積極的に提言を行い、いま開催中の阪急宝塚線沿線のホールで楽しむコンサート「阪急宝塚線・ミュージック駅伝、MOT(Music On Trains)」の実行委員長に就任。今夜はこのミュージック駅伝や事務局を務める「大阪音楽大学ミュージックコミュニケーション専攻」など中村先生の意欲的な活動をご紹介したいと思います。

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おとなの文化村(697)  カルタクリエイティブ 川内英幸さん

今夜のお客様は「株式会社カルタクリエイティブ」取締役、MARZEL事業部マネージャー、川内英幸さんです。

川内さんは1970年 滋賀県東近江市五個荘町生まれ、小学校から大阪市鶴見区で育ち、現在は宇治市に在住、オフィスは肥後橋。広告・販売促進の会社でグラフィックデザイナーとしてキャリアスタート後、プランナーやディレクターとして商業施設や企業の広告・プロモーション制作に携わってこられました。2009〜2012年にはOSK日本歌劇団の代表取締役を努め、その後、広告・イベントの企画制作会社「カルタクリエイティブ」を友人とともに設立。経営全般に携わるとともにアカウントラランナー、コンテンツプロデューサー、経理・労務管理、新規事業開発を担当。デザイン、アート、ファッション、漫画やアニメ、エンタ―テイメントとカルチャー系全般が好きで、好きなこと興味があることの実益化をめざして仕事を楽しむという川内さん。1年前に、ヒトをフィーチャーするWebメディア『MARZEL(マーゼル)』を創刊。ファッションやアート、音楽、料理などのあらゆるシーンで活動するヒトたちを掘り下げ「街は、ヒトがおもしろくする」をモットーに、いろんなヒトたちを混ぜ合わせながら、関西の街を、関西のカルチャーシーンをさらに盛り上げていこうと、編集長の前出明弘さんとともに活躍されています。今夜は私たち「大人の文化村」も早速まぜてもらいましょう。

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おとなの文化村(696)  直木賞作家 大島真寿美さん

今夜のお客様は直木賞作家の大島真寿美さんです。

大島さんは1962年愛知県生まれ。1992年「春の手品師」で文學界新人賞を受賞しデビュー。2011年刊行の『ピエタ』は第9回本屋大賞第3位。2019年『渦 妹背山婦女庭訓 魂結び』で第161回直木賞を受賞、2020年第7回高校生直木賞も受賞。映画化された『チョコリエッタ』NHKでドラマ化された『虹色天気雨』『ビターシュガー』ほかに『戦友の恋』『ゼラニウムの庭』『ツタよ、ツタ』『モモコとうさぎ』をはじめ今年8月には直木賞受賞第一作『渦』待望の続編『結 妹背山婦女庭訓 波模様』など多くの作品を刊行されています。そしてこの度『渦』が文春文庫から出版、大阪の本屋と問屋が選んだほんまに読んでほしい本「大阪ほんま本大賞」第9回を受賞されました。2019年10月、道頓堀川面舞台に出演されたときにサイン本をもらい、次は文化村ゲストにと熱望していたノイリン、今夜は念願の再会です。

 

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