おとなの文化村(687) 映画監督・脚本家 安田真奈さん

今夜のお客様は映画監督・脚本家の安田真奈さんです。

安田真奈さんは1970年生まれ、奈良県出身、大阪府に在住。神戸大学映画サークルで8mm映画を撮り始め、松下電器産業(パナソニック)に約10年勤務。その間にインディーズ映画祭で6冠のグランプリを獲得、コンテスト荒らしOL監督との異名(いみょう)があったそうです。そして2006年、「幸福(しあわせ)のスイッチ」監督・脚本で劇場デビュー。和歌山の小さな電器屋を舞台にした、上野樹里さんと沢田研二さんの心あたたまる親子物語で、第16回日本映画批評家大賞特別女性監督賞、第2回おおさかシネマフェスティバル脚本賞を受賞。期待の新人女性監督としてデビューした安田真奈さん、その後出産を契機におよそ11年間は脚本家としておもに活動されてきました。そして2017年から、加古川市を舞台とした青春映画「36.8Cサンジュウロクドハチブ」、小芝風花さんが近大マグロをアツく育てる青春映画「TUNAガール」で映画の監督・脚本に復帰されました。ご出演を前に安田さんの作品を毎晩見てきたノイリン、じつは20年ぶりの再会だそうです。

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おとなの文化村(686) 大阪市西区区長 臣永正廣さん

今夜のお客様は2013年8月以来2度目のご出演、大阪市西成区区長の臣永正廣さんです。

臣永さんは 1954年6月、徳島生まれの67才。高校生までは地元徳島で過ごし、日本大学を自主卒業(中退)後、広告代理店勤務を経てフリーライターとなり、週刊朝日をはじめAERA、週刊文春、週刊新潮などで取材執筆活動に従事。記者時代は、当時危険と言われた戦争終結後のベトナムやカンボジアをバイクで横断取材を敢行するなど行動派の面目躍如。そして帰郷して徳島・那賀川町の町長に就任し、2期7年勤め上げるも、隣接する阿南市への編入合併で失職。その後、徳島大学病院長の広報担当特別補佐の仕事に携わってこられました。そして2012年、大阪市が実施した区長公募に応募し合格、縁もゆかりもなかった西成区にやってきた臣永さん。前回は2012年から16年までの勤務の後、お母さんの介護のために徳島へ帰郷されました。しかし西成への想いから再チャレンジし今年2021年4月から二度目の西成区長に就任。同一区の区長を同じ人物が務めるのは大阪市始まって以来のこと。区政でも前例のないことに果敢に挑戦したいとの思いで、5年のブランクを挟んで帰って来られました。今夜は帰ってきた臣永区長から西成への熱い想いをお伺いします。

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おとなの文化村(685) ポートフォリオ 延生康二さん

今夜のお客様は「株式会社ポートフォリオ」代表取締役、延生康二さんです。

延生さんは1983年生、大阪府貝塚市のご出身。IT企業勤務を経て、2008年ネットワークシステムの構築保守業務をメイン事業とした「ライジング株式会社」を設立。現在はWebサイト・EC事業を主体として運営されています。2017年にはお父さんが創業した建設会社「延生建設株式会社」の代表取締役社長も兼務し新たに不動産事業部の新設や大手ゼネコンとの取引を開始、事業の拡大を進めてきました。そして、2020年コワーキングスペース運営企業として、株式会社ポートフォリオを設立。今年7月、地元貝塚駅前の南海電鉄が所有する建物をリノベーション、カフェを併設したコワーキングスペース「ポートフォリオ」がオープン。「未来に向かうプラットフォーム」をコンセプトに「ワクワクする未来を、自分たちの手でつくろう」と活動がスタートしました。受け継がれてきた資源にクリエィティブな視点が加わり、新たな価値を生む。ここから、貝塚・泉州の未来が構築されていきます。施設内のカフェでは地元農家とも連携し主に地元の新鮮な食材を使用したメニューが提供され、ノイリンも先日ランチを楽しんできたそうです。多くの未来志向の人たちの支援で動き出した「ポートフォリオ」今夜はその仕掛人、延生康二さんをスタジオにお招きしました。

 

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