おとなの文化村(825)  松竹新喜劇 渋谷天外さん

今夜のお客様は「松竹新喜劇」三代目渋谷天外さんにお越しいただきました。

渋谷天外さんは館直志(たてなおし)のペンネームで数多くの名作を残した二代目渋谷天外を父に1954年大阪に生まれ、わずか3才で舞台に上がり芸能界デビュー。1977年(昭和52年)松竹新喜劇に入団し渋谷天笑の名で活動をスタート。1991年の「新生松竹新喜劇」の旗揚げに参加。翌年、三代目渋谷天外を襲名し劇団の代表に就任。父親譲りの才能で脚本や演出も手掛け、2005年『お祭り提灯』の演出で文化庁芸術祭賞優秀賞。2014年、松尾芸能賞優秀賞を受賞、2015年『はるかなり道顔堀』で文化庁芸術祭賞大賞を劇団として受賞。映画「この世界の片隅に」では声優として特別出演、NHK連続テレビ小説「おちょゃん」に出演するなど多岐に わたって活躍されています。 今夜は、来る5月10日から始まる「松竹新喜劇 喜劇発祥120年」松竹座公演のお話などたっぷりとお伺いします。

これに関連する記事

おとなの文化村(824)  南丹市立文化博物館 井尻智道さん

今夜のお客様は京都府園部からお越しいただきました「南丹市立文化博物館」館長、井尻智道さんです。

井尻さんは1971年(昭和46年)、京都府南丹市日吉町のお生まれ。帝塚山大学教養学部(日本文化コース)卒業。1996年、旧園部町役場に入庁。園部文化博物館(現南丹市立文化博物館)の設立準備に関わり、1998年の開館以降、同館学芸員となり、2018年から館長を務め、専門は民俗、近現代、近現代美術を担当されています。2006年、園部町・八木町・日吉町・美山町が合併し誕生した南丹市は、京都府のほぼ中央に位置し、北は福井と滋賀県、南は兵庫県と大阪府に接しています。山陰道や大堰川が貫通し、古くから交通の要衝として栄えました。国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されている「美山かやぶきの里」や江戸時代に整備された「園部城」、日本最古の天満宮と称される「生身(いきみ)天満宮」など歴史的な風景や建物も多く点在しています。そしていま南丹市立文化博物館では春季企画展「大塚春嶺展~歴史画と物語絵をめぐる優美さ~」が開催されています。今回は没後80年となった園部町出身の日本画家「大塚春嶺」が縁となりおとなの文化村にご出演いただくことになりました。さて、大塚春嶺と大阪との縁とは?井尻館長からお話を伺いたいと思います。

これに関連する記事

おとなの文化村(823)  京新学園 松本奐男さん

今夜のお客様は寝屋川市、交野市で幼稚園、保育園を運営する「学校法人京新学園」理事長、松本奐男さんです。

松本さんは昭和34年(1959年)豊中市のお生まれ。小学生の時に寝屋川市に転居し、 立命館大学の法学部を卒業。 父、松本昇太郎さんが1967年に創立した幼稚園を手伝うことになりました。平成20年、先代(父である前理事長)の死去にともない、二代目理事長に就任。教員免許を持つ奥様(副園長)と二人三脚で運営を担ってこられました。 引き継いだ当初は園児数は100人足らずの規模でしたが、先人に習い幼稚園を三宝良し(子ども、保護者、職員にとってよい環境)を大切にして再建に取り組んでこられました。関わっていただいた人たち、先生方に感謝を忘れずに、2017年には創立50周年を迎え、変化の激しい時代を「大切なお子さまを最高の環境で・・・」と常に子どもの目線に寄り添い子どもを見守ると、創立の頃から受け継がれている理念で日々成長を続けてこられました。先日、寝屋川市で京新学園が運営する「太秦幼稚園」を訪れ、そのユニークなスクールバスにびっくり感動したノイリン、70年前の幼稚園時代を思い出しながらお話を伺いたいと思います。

これに関連する記事

WordPress Themes