おとなの文化村(825) 松竹新喜劇 渋谷天外さん
今夜のお客様は「松竹新喜劇」三代目渋谷天外さんにお越しいただきました。
渋谷天外さんは館直志(たてなおし)のペンネームで数多くの名作を残した二代目渋谷天外を父に1954年大阪に生まれ、わずか3才で舞台に上がり芸能界デビュー。1977年(昭和52年)松竹新喜劇に入団し渋谷天笑の名で活動をスタート。1991年の「新生松竹新喜劇」の旗揚げに参加。翌年、三代目渋谷天外を襲名し劇団の代表に就任。父親譲りの才能で脚本や演出も手掛け、2005年『お祭り提灯』の演出で文化庁芸術祭賞優秀賞。2014年、松尾芸能賞優秀賞を受賞、2015年『はるかなり道顔堀』で文化庁芸術祭賞大賞を劇団として受賞。映画「この世界の片隅に」では声優として特別出演、NHK連続テレビ小説「おちょゃん」に出演するなど多岐に わたって活躍されています。 今夜は、来る5月10日から始まる「松竹新喜劇 喜劇発祥120年」松竹座公演のお話などたっぷりとお伺いします。