おとなの文化村(665) 編集者・ジャーナリスト 篠原匡さん

今夜のお客様は編集者・ジャーナリストの篠原匡さんです。

篠原さんは1975年東京都の生まれ。1999年慶応大学商学部を卒業し日経BPに入社。日経ビジネス記者や日経ビジネスオンライン記者、日経ビジネスクロスメディア編集長、日経ビジネスニューヨーク支局長、日経ビジネス副編集長などを経て、2020年4月にジャーナリスト兼編集者として独立。「Voice of Souls」のContributor。編集支援やドキュメンタリー制作、ノンフィクションなどの執筆を手がけています。無名の人、知られざるものに光を当てることがモットーと語る篠原さん。主な著書に『腹八分の資本主義』(2009年、新潮新書)、『おまんのモノサシ持ちや!』(2010年、日経新聞出版社)、『神山プロジェクト』(2014年、日経BP)、『ヤフーとその仲間たちのすごい研修』(2015年、日経BP)、そして昨年には『グローバル資本主義vsアメリカ人』(日経BP)を出版。
そして、大阪釜ヶ崎のドキュメンタリーを制作するなかで知ったのが飛田新地一角の元遊郭の存在でした。消えゆく飛田遊郭の記憶を残したい!とクラウドファンディングで「朽ちつつある遊郭跡を後世に残したい!」プロジェクトを立ち上げられました。

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おとなの文化村(664) 浪花酒造社長 成子和弘さん

今夜のお客様は浪花酒造、10代目社長の成子和弘さんです。

浪花酒造は関西空港近くの阪南市にて1716年創業、305年の歴史ある酒造会社。酒蔵と本宅は国の登録有形文化財に指定されており、国内だけでなく外国からも多数の観光客が訪れています。これまで、大阪府知事賞、全国新酒鑑評会 金賞受賞7回、モンドセレクション金賞受賞、ロンドンで酒チャレンジ金賞受賞など内外で数々の受賞歴を誇っています。酒造りのモットーは、どんなに機械化、コンピュータ化の時代になっても、手造りで1本1本心を込めて仕込む事という大阪府では最も歴史ある蔵元です。10代目社長の成子和弘さんは、昭和59年広島大学発酵工学科を卒業しメルシャンワイン株式会社に入社。昭和62年浪花酒造に入社し、平成12年、10代目社長に就任されました。看板銘柄は浪花正宗、大阪の地酒として、大阪にこだわった商品も製造。たこ焼きに合う酒、大阪城デザインのミニ樽、ビリケンボトルの酒、吉村知事の顔ラベルの酒などで話題を集めています。今後は、原料米として大阪府内で栽培されたお米も増やして、さらに地元に密着した酒蔵をめざすと語る成子さん。ノイリンとはなにわ名物開発研究会でのお仲間です。

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おとなの文化村(663) 芸術文化プロデューサー 西尾智子さん

今夜のお客様は芸術文化プロデューサー、ダンスウエスト代表取締役の西尾智子さんです。

西尾さんは1951年福井県敦賀市のお生まれ。1982年、芦屋の自宅で主婦のためのカルチャークラブ「アプレ・ミディ」を結成。トークショーを中心に文化活動を開始、1988年にバレエ公演を初プロデュース。1992年、有限会社ダンスウエストを設立。多くのバレエ公演をはじめ、音楽・演劇・古典芸能のプロデュースを手がれられました。1997年、河内長野市ラブリーホール・プロデューサーに就任。2001年、NHK大阪ホールの立ち上げに参加、プロデューサーとして活躍。熊川哲也さん、茂山千之丞さん、マイヤ・プリセツカヤさん、梅若実玄祥さんほか一流のアーティストの方々と画期的な企画を次々と制作されてきました。2003年、大阪市「きらめき賞」、2017年、京都府文化賞功労賞を受賞。~これまでに出会った芸術家たちとの仕事すべてが今の自分の糧となり、どうすれば、もっと多くの人々に日本の素晴らしい芸術文化を見てもらえるか~と日々自問していると語る西尾智子さん、そのチャレンジはさらに続きます。

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