おとなの文化村(824)  南丹市立文化博物館 井尻智道さん

今夜のお客様は京都府園部からお越しいただきました「南丹市立文化博物館」館長、井尻智道さんです。

井尻さんは1971年(昭和46年)、京都府南丹市日吉町のお生まれ。帝塚山大学教養学部(日本文化コース)卒業。1996年、旧園部町役場に入庁。園部文化博物館(現南丹市立文化博物館)の設立準備に関わり、1998年の開館以降、同館学芸員となり、2018年から館長を務め、専門は民俗、近現代、近現代美術を担当されています。2006年、園部町・八木町・日吉町・美山町が合併し誕生した南丹市は、京都府のほぼ中央に位置し、北は福井と滋賀県、南は兵庫県と大阪府に接しています。山陰道や大堰川が貫通し、古くから交通の要衝として栄えました。国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されている「美山かやぶきの里」や江戸時代に整備された「園部城」、日本最古の天満宮と称される「生身(いきみ)天満宮」など歴史的な風景や建物も多く点在しています。そしていま南丹市立文化博物館では春季企画展「大塚春嶺展~歴史画と物語絵をめぐる優美さ~」が開催されています。今回は没後80年となった園部町出身の日本画家「大塚春嶺」が縁となりおとなの文化村にご出演いただくことになりました。さて、大塚春嶺と大阪との縁とは?井尻館長からお話を伺いたいと思います。

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