おとなの文化村(621) OSK日本歌劇団 桐生麻耶さん

特集「新型コロナウイルスに負けへんで」第8回目、今夜はOSK日本歌劇団の桐生麻耶さんにお越しいただきました。

桐生さんは栃木県真岡市のご出身。スペイン系アメリカ人のお父さんと日本人のお母さんのもとに生まれ、学生時代は陸上競技に明け暮れ、七種競技でインターハイ2位入賞の経験もある桐生さん。大学の友人からOSKの映像を見せてもらったことがきっかけで歌劇の世界へ入りますが、それまでは舞台の世界を全く知らなかったそうです。1995年、日本歌劇学校に70期生として入学、1997年、OSK日本歌劇団に入団、近鉄劇場『上海夜想曲』で初舞台。2003年、当時の親会社近畿日本鉄道の事業撤退による劇団解散危機の時に「OSK存続支援の会」メンバーとして活動。2004年、新たに旗揚げしたNewOSK日本歌劇団の立ち上げメンバーとなりました。この頃から座長公演を任される機会が増え、劇団の中心を担う男役スターに成長。そして2018年、前トップスター高世麻央さん退団のあと新トップに就任。「唯一無二の男役」として2019年春のおどり「春爛漫桐生祝祭」、「STORM ofAPPLAUSE」で新橋演舞場、道頓堀松竹座でお披露目公演。この年、2019年度の咲くやこの花賞を受賞されました。しかし残念なことに「2020年春のおどり」公演は、新型コロナウィルス感染拡大の影響で松竹座、新橋演舞場とも中止。ファイナル公演として予定されていた京都南座公演も中止。OSK大ファンのノイリンも「なんでやねん!」と残念でなりません。そんななか、2014年6月以来、6年ぶりに今夜「大人の文化村」にお越しいただきました。

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