おとなの文化村(669) よろしい茸工房 豊田みどりさん

今夜のお客様は「NPO法人街かど福祉」代表理事、「よろしい茸工房」代表、豊田みどりさんです。

豊田さんは昭和24年、大阪市のお生まれ。実家は北新地で蕎麦ぼうろ店を営んでいました。相愛女子短期大学を卒業後、会社員をへて料理人になろうと調理師学校に入学、辻クッキングスクールに就職。4年間勤務の後、ミナミでスナックを開店。当時は面白いほどにあたってラウンジやスナックも経営しましたが、バブルの崩壊で多額の借金を抱えたという豊田さん。40歳を過ぎて宅地建物取引主任者の資格をとり平成3年、不動産業を開業。平成10年から、全日本不動産協会南支部支部長も務められました。そして平成24年、「障害のある人を社会に送り出したい」と「NPO法人街かど福祉」を設立、障がい者の就労支援の活動を始められました。就職先がみつからない障がい者がいるなか、働く場もつくりたいとスタートしたのが大阪のまちなかで椎茸を生産するアグリ事業でした。南海電鉄汐見橋線津守駅前に1800㎡の土地を借り「街かどあぐりにしなり・よろしい茸工房」をオープン。新鮮で肉厚、新鮮なシイタケは新たな大阪名物として評判になりました。今夜はもちろん「よろしい茸」をスタジオにお持ちいただきその風味と豊田さんの思いをたっぷりと味わっていきたいと思います。

これに関連する記事

WordPress Themes