おとなの文化村(853) 人形芝居えびす座 座長代理 秀実さん ありがとう会 松田恵司さん
今夜のお客様は西宮の「人形芝居えびす座 座長代理」「秀実さん ありがとう会」実行委員長、松田恵司さんです。
松田さんは今年元旦放送の「大人の文化村」に出演され、5月3日に亡くなられた座長武地秀実さんの相方、囃子方としてご出演いただきました。
松田さんは、昭和36年(1961年)兵庫県尼崎市のお生まれ。大学卒業後、コンピュータソフト会社に就職し、システムエンジニアとして勤務した後、パソコン関連書籍を執筆する文筆業として独立し、筆1本での暮らしをつづけた後、武地秀実さんが経営する編集会社に入社。西宮・芦屋の地域情報紙「ともも」の編集作業に携わってきました。そして、阪神西宮駅前の西宮中央商店街に事務所を構える会社が、震災復興の事業に関わるようになり、地域の文化遺産「えびすかき」再興に向けたプロジェクトを発足。このプロジェクトを通じて、えびすかきを実践する人形劇団「人形芝居えびす座」を設立し、武地秀実さんと18年間コンビを組み、日本各地、そして海外へとえびす様の福を配り歩いてこられました。2024年の幕開けを飾る1月1日オンエアの「大人の文化村・第807回」に出演、えびす舞を披露して幸せを届けてくれた武地さんですが、残念なことに病には勝てず5月3日に亡くなられました。今夜は、囃子方として長らくコンビを組んでいた松田さんにお越しいただき、武地さんの思い出や後継者としての思いをお伺いします。