おとなの文化村(567) 南河内万歳一座 内藤裕敬さんと鴨鈴女さん
今夜のお客さまはまたまたお越しいただきました「南河内万歳一座」座長の内藤裕敬さんと、初めてお越しいただく旗揚げメンバーの鴨鈴女さんです。
内藤さんは1959年栃木のお生まれ、1979年大阪芸術大学舞台芸術学科に入学、翌1980年10月、大学の仲間と「南河内万歳一座」を結成、唐十郎さんの「蛇姫様」で旗揚げ公演。鴨鈴女さんは大阪府池田市のご出身、大阪芸術大学2回生の時、内藤さんからスカウトされて旗揚げ公演「蛇姫様」に参加。その後の「南河内万歳一座」作品に出演するほか、唐組、MOTHER、空晴など、多くの劇団に客演、新橋演舞場の喜劇公演にも出演するほか映画やテレビ、CMにも活躍されています。関西小劇場界を牽引してきた南河内万歳一座は、来年2020年に劇団創立40周年を迎えます。昨年度から始まった「創立40周年へむけたカウントダウン企画」、いよいよ代表作「~21世紀様行~唇に聞いてみる」を23年ぶりに再演することになりました。すべてが東京一極集中の中、大阪の地で「劇団」にこだわって活動し40年継続してこれた意味を再確認し、2020年東京オリンピックを自身へのカウントダウンととらえる様々なニュースを発信する南河内万歳一座。今夜は6月6日から始まる東京公演、大阪公演を前に39年の歴史を歩んだお二人から再演にかける思いを語っていただきます。