おとなの文化村(576) 紙カフェ店主 松永友美さん

今夜のお客さまは堺の「紙カフェ店主・コーディネーター」の松永友美さんです。

松永さんは堺市生まれの堺育ち。長らく飲食店に勤務した後、7年前に実家である印刷会社が堺市山之口商店街に開いた「紙雑貨屋&カフェ」の運営を任されます。自社ブランド「堺カミモノ」を立ち上げ、堺市の地元愛を目覚めさせるため、雑貨にもカフェメニューも堺にこだわる日々が続くなか、紙cafe店内を舞台に、様々なワークショップやライブ、障害者作業所を巻き込んだお祭り、堺の遊郭企画、堺の妖怪イベント、黄金の日々朗読ライブなど、地元に沿ったイベントを立案・コーディネート。そんななか、「古墳(仁徳天皇陵)」のあまりのスルーさ加減に驚き、自社製品「堺カミモノ」のひとつに「古墳柄」の商品制作を無理くり推進。4年前に百舌鳥古市古墳群が世界文化遺産をめざしていることを知り、「このままでは観光客が訪れても受け皿がない」ことに焦りを持ち、様々な分野での古墳アーティストとの出会いを進め、古墳雑貨の取り扱いを開始。今までに知り合ったクラフト作家さんに古墳作品を作ってもらう活動にも火が付いていきます。自社内での古墳商品開発を続け、地域の魅力を地元の人たちに知ってもらおうと、昨年5月5日に第一回堺古墳祭りを開催、3000人が来場。10月には堺市と共催で第二回、そして今年5月5日には第三回を開催。去る6月、7月と堺タカシマヤで「堺古墳祭り」を主催、今では堺で古墳といえば松永友美とまで言われる存在に・・・。今後も堺市・大阪市内での墳活スケジュールはいっぱい。今夜は、その古墳グッズをスタジオにお持ちいただいてのご出演です。

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