Category: ゲスト紹介

おとなの文化村(748)  奈良少年刑務所詩集 寮美千子さん

今夜のお客様は『空が青いから白をえらんだのです 奈良少年刑務所詩集』を出版されて話題の寮美千子さんです。

寮美千子さんは1955年、東京生まれ。外務省、広告制作会社勤務を経て、31歳のときに毎日童話新人賞を受賞、作家に転身したという変わり種です。童話、絵本、小説、ノンフィクション、などで活躍なさってきましたが、2005年、長編小説「楽園の鳥 カルカッタ幻想曲」で泉鏡花文学賞を受賞。これをきっかけに、首都圏脱出を試み、2006年、縁もゆかりもない奈良市に移住。明治の名煉瓦建築である奈良少年刑務所を見学に行ったのがきっかけで、刑務所から、受刑者への絵本と詩の授業の講師を頼まれたそうです。以来、夫の松永洋介さんと二人で、足かけ10年、受刑者への教室の講師をなさってきました。授業の様子を記した『空が青いから白をえらんだのです 奈良少年刑務所詩集』は新潮文庫にも収録され、10万部のベストセラーに。吹田の西日本出版社から出したノンフィクション『あふれでたのは やさしさだった 奈良少年刑務所 絵本と詩の教室』も大きな話題を呼び、講演依頼が途絶えません。最新刊は,近所に住む在日コリアン2世の方からの聞き書き小説『なっちゃんの花園』。ならまちにお店「古書バルぽらん」を出したり、古民家修復の「みなわプロジェクト」を立ちあげたりと、ますます多忙で、ご本人曰く「ひっちゃかめっちゃか」な日々をお伺いします。

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おとなの文化村(747)  OSAKA 100 JAZZ FESTIVAL 吉川裕之さん

今夜のお客様は「ジャズシティ大阪」事務局、ジャズプレーヤーの吉川裕之さんです。

吉川さんは京都外国語大学を卒業、1970年大阪万博の年にジャズ・クラリネットプレーヤーとして音楽人生をスタート。その年アメリカに渡り、ニューオーリンズ、カリフォルニアなどアメリカ各地で演奏活動をおこない1974年帰国後、サウスサイドジャズバンドを結成。デキシースタイルのジャズバンドとして大阪を中心に活躍。また、音楽プロデューサーとしてライブハウスや劇場の運営を手がけ、若手の育成やジャズを中心とした多くのイベントプロデュースを企画・実施するなど幅広く活動を続けてこられました。来る2024年は、大阪・道頓堀でJAZZが勃興してから100周年。国内外から多くの観光客が訪れる2025年「関西・大阪万博」を見据えた活動やイベントが始まっています。今夜は来週11月12日・13日に大阪ミナミで開催される「道頓堀リバーフェスティバル」から、なんば駅前広場、道頓堀界隈で繰り広げられる「OSAKA 100 JAZZ FESTIVAL」を中心に詳しくお話を伺いしたいと思います。
https://jazzcity-osaka.com/osaka100jazz/

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おとなの文化村(746)  鍼灸整骨院 谷山文陽さん

今夜のお客様は寝屋川市で鍼灸整骨院、デイサービス、ケアプランセンター、医療と介護と補完代替医療を考えるNPO活動に取り組む「DSガネーシャグループ」代表、谷山文陽さんです。

谷山さんは昭和38年(1963年)大阪市大正区生まれ。生後間もなく寝屋川に移り、地元の小・中学校から大阪府立東寝屋川高校に進学。高校在学中に腎臓病を患い、希望に伏せていた時に鍼灸治療と出会いました。多くの医療機関にまわるも、先生方の言葉は絶望的なものばかり、もうだめか・・・と諦めかた時、叔父である鍼灸師・柔道整復師の治療を受け劇的に改善。その自身の経験から鍼灸師・柔道整復師の道へと希望を開き、森ノ宮医療学園(現在の森ノ宮医療大学)で柔道整復師となり大阪の関目病院リハビリ科で活躍。先輩柔道整復師はもちろん、医師、看護師にも愛され多くの術を学び、自分のやりたい治療を追求するために25歳で谷山整骨院を開業。さらに鍼灸師の学校に通いながら日々新しい発見、学びにと挑戦を続けてこられました。地域密着で患者さんの治療に励み整骨院の分院展開、法人化などにつとめ、現在は、鍼灸整骨院2軒・エステ事業2軒・訪問鍼灸事業・ケアプランセンター・高齢者の機能訓練型デイサービス3軒を運営。今年4月には、放課後等デイサービス「ガネーシャ放課後こども教室」をオープン。0歳児から人生の終末期までの方々もケアできる体制を構築。いま行っている事業をしっかり育て、未来に繋いでいく事が役目だと語る谷山さん。今夜は、地域に愛されるDSガネーシャグループの思いをお伺いします。

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