Posts tagged: 2015/12

おとなの文化村(391回) 阪大万葉顕彰会元顧問 原 實さん

今夜はこのFM大阪のある湊町にお住まいの方をお招きしています。王朝文学講師で大阪大学・・・阪大万葉顕彰会元顧問の原實さんです。

原實さんは昭和6年・・・と言いますから今年84歳。昭和30年、大阪大学経済学部卒業。何と現在も、産経学園や北野田文化会館、阿倍野市民学習センターなどで、王朝文学と中国古典文学・・・漢詩や歴史・・・の講師をなさっている現役の先生です。「日本人なら誰でもが知っているお正月のカルタ遊び。その小倉百人一首は単なる名歌集ではなく、撰者・藤原定家の“悲しい秘密”が隠されて分かってきました。数人の学者・研究家の推理を重ねて解き明かそいてまいります・・・」と原さんの講座のチラシにあります。お正月を前にして小倉百人一首をおさらいしながら、この“悲しい秘密”についてもたっぷりとお話を伺いましょう・・・と考えましたが、30分では足りません。そこで、なにわ・・・それもミナミに生まれ、ミナミに育った原さんに、同じ、ミナミで生まれ、ミナミで育ったのいりんが、人生の大先輩と大阪・ミナミの今昔について大いに語りあってもらうことになりました。さ~て、どんなお話が飛び出してくるやら!!?

 

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おとなの文化村(390回) お坊さんでイベントプランナー 米本敬雲さん

今夜のお客様は「僧侶」お坊さんで「イベントプランナー」の米本敬雲(けいうん)さんです!

米本敬雲さん・・・本名:米本和生(かずお)さんは1952年三重県名張市にお生まれになりました。大阪市内の百貨店に19年間務めたあと、脱サラをして、“バーのマスター”に転身。そこでお客さまだった音楽家のマネージメントを行うなど、異色の経歴の持ち主です。1998年、46歳の時に出家し、現在、兵庫県豊岡市の山奥にある「雲澤寺(うんたくじ)」の住職をなさっています。そのかたわら音楽文化にも多大な貢献をされ、現在「みおつくし音楽祭」を立ち上げて頑張っておられます。今夜は、米本住職のこれまでの異色の経歴の裏側や「みおつくし音楽祭」とはどんな音楽祭なのか?!その音楽祭にかける熱き思いなどなど、のいりん、みなさんに手を合わせて聞いていだきしょう!!

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おとなの文化村(389回) NPO法人浪速魚采の会 笹井良隆さん

今夜のお客さまは「NPO法人浪速魚采の会」代表の笹井良隆さんです。

笹井さんは1956年、大阪住吉区のお生まれ。お祖父さまが船場の商家であったことから、こどもの頃から食事や習慣は船場風に育ちます。しかし成人後に、自分の家の食事がよそと少し違っていることに気が付きます。大学卒業後編集者を志し出版社に勤務。その後独立して「食材」「料理」関連の雑誌や書籍を手掛けられます。そうしたことが縁になり、浪速割烹「喜川」店主の上野修三さんと出会い「浪速魚采の会」や「大阪料理会」など、浪速伝統野菜や浪速の食材の復活啓蒙運動を始められます。その後NPO法人化し、大阪食文化専門誌「浮瀬(うかむせ」を発刊。2年前にこれらを再編集・加筆し「大阪食文化大全」(西日本出版刊)として出版。現在は伝統野菜だけでなく、淀川の鰻をはじめ、大阪ゆかりの「出汁文化」や「割烹文化」などの研究、普及に取り組んでおられます。法善寺横丁とおなじ町内会で生まれ育ったノイリン、どんな食生活を送っていたのかな?

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