Posts tagged: 2021/01

おとなの文化村(655) ハルまちフェスティバル さくらこりんさん

今夜のお客様は「一般社団法人KIO」代表理事、さくらこりんさんです。

KIO(キオ)は1971年に設立された大阪の劇団。小中高校生を対象に、学芸術鑑賞会や学校公演だけでなく、パフォーミングアートのフェスティバル運営や海外アーティスト・カンパニーの招聘、マネージメントを行う団体で2011年に法人化されました。代表理事をつとめるさくらこりんさんは大阪府の出身、ミネソタ州立ウィノナ・ステイト・ユニバーシティ演劇学部を卒業。帰国後、KIOに入団。少年役から仮面を被った老女役まで幅広い役を演じてこられました。また海外留学の経験を活かし、営業や劇団の海外渉外を担当。海外公演や国際共同制作、国際児童演劇フェスティバルの運営に携わってこられました。そしていま、KIOの芸術監督、一般社団法人フェスティバーロ代表理事中立公平さんが芸術監督に就任して開催される「文化庁戦略的芸術文化創造事業ジャパンライブエールプロジェクト・ハルまちフェスティバル」の開催むけて日々東奔西走されています。来る2月6日から3月末まで「総勢400名の大阪人が結集!大阪から全国を元気にするために、大阪芸能・文化を発信します!」を掲げて開催されるハルまちフェスティバル。落語・文楽・吹奏楽・ミュージカル・だんじりと、コロナ禍のなか活動の場を失った表現者たち、アマチュアとプロ、現代と伝統に橋をかけていくこのイベントはオンラインも活用して国内外に配信されます。去る22日「天満天神繁昌亭」上方落語協会、笑福亭仁智会長、桂米團治副会長らによる会見が行われた「ハルまちフェスティバル」。今夜はその全貌をお伝えしたいと思います。

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おとなの文化村(654) 大正琴、琴修会 松村司さん

今夜のお客様は「大正琴、琴修会・南華支部」講師、松村司さんです。

松村さんは1961年、大阪府藤井寺市のお生まれ。地元の小中学校を卒業後、大阪音楽大学付属高校から大阪音楽大学入学。1983年卒業後、その秋に結婚。3人の娘さんの子育てをしながら音楽教室で働いてこられました。そんな時「大正琴教室の生徒募集」のちらしをみつけます。学生の時から興味があったこともありすぐに行動。その後、大正琴普及団体「琴修会」講師となって地元羽曳野をはじめ多くの教室で大正琴を教えておられます。演奏活動では2007年中国西安での「日中記念式典」、2009年「まつりin Hawai」など海外をはじめ地域行事や施設慰問活動などに参加。先日は富田林寺内町「杉山家住宅」で演奏を披露されてきました。今夜はお仲間とともにこのスタジオでも生演奏していただきます。まったく弾けないそうですがアンティークショップで大正琴を買ってきたというノイリン、興味津々のテーマですね。

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おとなの文化村(653) となりの畑 山口沙弥佳さん

今夜のお客様は「株式会社FoodStoryJapan」(となりの畑)代表取締役、山口沙弥佳さんです。

山口さんは1982年、神奈川県横浜市のお生まれ。2006年、京都大学経済学部を卒業後、米国投資銀行リーマンブラザーズ証券債券本部で金融機関向け債権セールスに従事。2008年9月、リーマンショックとともに退職。その年の11月に長女、2012年次女、2014年長男出産。しばらく専業主婦を過ごした山口さんですが、2人目の子供さんが生まれた後ふたたび金融の仕事に戻りました。しかし改めて、母となった自分が本当にしたいことって何だろう?と考えていた時、食卓での衝撃的な長女のことばをきっかけにその後の人生が大きく変わっていきました。東北から始まった世界初の「食べ物つき情報誌、食べる通信」の大阪版「つくりびと」を2016年に立ち上げ、2017年には地元大阪野菜の宅配事業「となりの畑」をスタート。大阪の生産者・シェフ・消費者をフードトラックでつなぐ、地産地消の持続可能なまちづくりにチャレンジされています。昨年から続くコロナショックのなか「となりの畑」の取り組みはますます注目されています。地元大阪の食をきっかけに「私、いいところに住んでるやん!」と多くの人に思ってもらえる事業にしたいと笑顔で語る山口さん。今日はノイリンも話したいことがいっぱいあるそうです。

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