今夜のお客様は「アトリエSUYO、一般社団法人惣」代表理事、伊藤寿佳子(すよこ)さんです。
伊藤さんは1964年(昭和39年)大阪市東区(現在の中央区)のお生まれ。夙川学院短期大学美術科デザインコース卒業。
船場の播州織物の会社で5年間勤務した後、キャリアアップのためイタリアに留学。
手織作家グラツィエラ・グイドッティ氏に感銘を受け、手織作家としての道を歩み始め、
帰国後はさをり織の創始者・城みさを氏に師事。玉造に織体験工房を立ち上げ、
手織りのほかに、ベンガラ染め講座、麻糸産み後継者養成講座を開催。染織ツアーやワークショップを国内外で実施されています。そして、「一般社団法人惣」を設立、就労継続支援B型作業所「アトリエSUYO」として、染織作業・糸作り作業・音楽活動を3本の柱に、安心できる場所で、のびのびと自分らしく働くことを楽しめるようにと活動を続けています。今夜は3本柱から、障害を持った仲間とミュージシャンが奏でる、純粋直感な有機的ハーモニーが魅力の音楽活動「大阪チャチャチャバンド」をメインにご紹介したいと、チャチャチャバンドのメインボーカル、佐原由紀さんにもスタジオにお越しいただきました。

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今夜のお客様は関西大学社会学部教授、永井良和さんです。
永井良和さんは1960年、昭和35年、兵庫県尼崎市のお生まれ。京都大学大学院社会学博士課程を学習退学、京都大学助手、大阪教育大学助教授などを経て関西大学社会学部教授。専門は大衆文化史、都市社会学。文字では記録が残されにくいことがらを追い、大衆文化がどのように変わってきたのかを調べ、考える。具体的な研究対象はダンスホール、野球ファンの行動、回転展望台などから、風俗営業の取締まり、たとえば18歳未満立ち入り禁止という問題や、探偵業から監視カメラにつながる歴史などなど、関西大学の名物教授としてご活躍です。今夜は、いま尼崎市立歴史博物館で開催中の第7回企画展「ダンスホールのまち尼崎」のご紹介を中心に、ノイリン・よっさん世代から上の大阪人には忘れられない「南海ホークス」のお話など、時間の許す限り語っていただきたいと思います。以前、永井先生のゼミ生がいちびり庵を訪ねたことがあるというご縁のノイリン、よろしくお願いします。

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今夜のお客様はOSK日本歌劇団から娘役トップスター千咲えみさんとおとなの文化村2度目のご出演男役スター翼和希さん、お二人にお越しいただきました。
千咲えみさんは東京都調布市の出身、OSK89期で2013年春のおどりで初舞台。翼和希さんは大阪府枚方市の出身、OSK89期で2013年春のおどりで初舞台。創立101年目に入ったOSK日本歌劇団、今年も道頓堀松竹座で「レビュー春のおどり」がまもなく開幕します。今夜は千咲さん、翼さんの同期生お二人から今年の春のおどりのみどころ、お二人のかける思いなどをたっぷりと語っていただきましょう。OSK応援団を自認するノイリン、よろしくお願いします。

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