おとなの文化村(629) あべの歌舞伎・晴の会 片岡松十郎さん

今夜のお客様は来る8月20日から公演される「第6回あべの歌舞伎・晴の会」に出演される片岡松十郎さんです。

松十郎さんは1975年のお生まれ、1999年、上方歌舞伎の後継者育成のため設立された「松竹上方歌舞伎塾」を第一期生として終了。3月に松竹座「仮名手本忠臣蔵」の茅野和助ほかで初舞台、片岡仁左衛門へ入門し片岡松次郎を名乗りました。2012年、南座「仮名手本忠臣蔵」猟師狸の角兵衛ほかで片岡松十郎と改名、名題昇任。精悍さと誠実さが持ち味の立役として活躍されています。2015年、歌舞伎塾一期生の片岡千次郎さん、片岡千壽さんの3人で「晴の会」を旗揚げ、アベノ・近鉄アート館で毎年公演を続けて来られました。第6回目となる今年は、コロナウィルス感染症拡大のなか、お客様の健康を第一に感染症対策を徹底して開催されます。上演されるお芝居は三密を考慮して、第一回旗揚げ公演で好評を博した三人芝居「浮世咄一夜仇討(うきよばなしひとよのあだうち)」を再演。大阪府の無観客ライブ支援事業としてオンライン配信される予定です。今回はさらにパワーアップした作品にと期待が高まるなか、松十郎さんから今公演の魅力をたっぷりと語っていただきましょう。

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おとなの文化村(628) カモメ・ラボ 今村譲人さん

今夜のお客様は「カモメ・ラボ」代表、建築家の今村謙人さんです。

今村さんは1985年6月生まれ、35才。2011年、大阪市立大学大学院 工学研究科 都市系専攻 建築デザイン・宮本 研究室を修了し設計事務所に入社しますが一年で解雇。その後は内装や工務店、飲食店やホテルの住み込みの仕事をつづけ、韓国人の奥様と結婚。2015年、夫婦で1年間をかけて「世界一周新婚旅行」、26か国を回りました。そこで様々な「屋台」と出会い、メキシコの路上で焼き鳥屋台を始め、国内の各地でもローテクな「可動建築」を試みへと続きます。2017年、カモメ・ラボ設立。屋台を作り、出店もし、モノや人を繋げたり場のにぎわいを作る小さなエリアの活動から、まちや都市のこれからの未来をつくる社会実験のコーディネートなど大きなスケールまで、いろんなスケールに接続する活動を続け、2019年、「住まいをデザインする顔-関西若手の仕事-」展出展。2019年、山田幸司賞・特別賞を受賞されました。今日は、なんと移動式屋台をスタジオに持ち込んでのご出演です。

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おとなの文化村(627) 新日本海新聞(大阪日日新聞) 畑山博史さん

今夜のお客様は「新日本海新聞大阪本社(大阪日日新聞)」主幹、畑山博史さんです。

畑山さんは1950年1月、大阪市天王寺区のお生まれ。1972年、同志社大学社会学部メディア学科(当時の文学部社会学科新聞学専攻)卒業後、毎日新聞社入社。大阪社会部記者として「三菱銀行北畠支店事件」、「怪人21面相・グリコ森永事件」「日航ジャンボ機御巣鷹山墜落事故」、「豊田商事事件」などを担当。大阪運動部編集委員として「阪神タイガース」と「大相撲」を担当。大阪学芸部編集委員として「吉本興業」と「映画」などを担当と活躍されました。その後、夕刊編集長、鳥取、大津の支局長を経て2000年、50歳で毎日新聞社を選択定年退職。そして2000年、鳥取県の新日本海新聞社に入社。旧夕刊紙「大阪日日新聞」を傘下に収めたことから関連の運営会社に出向、取締役編集局長就任。「日本海新聞」取締役編集制作局長。「日本海新聞」取締役兼「大阪日日新聞」常務取締役を務め、組織改編により2008年2月、新日本海新聞社取締役大阪本社代表に就任。2014年10月、取締役を退任、常勤顧問を経て、大阪本社主幹として活動されています。また、京都橘大学「時事問題研究」、大阪学院大「キャリアデザイン」「フレッシュマンスキル」の講座講師として教鞭をとるほか、吉本興業と文化人タレント契約し、テレビコメンテーターとして「ブラマヨの弾話室」(BSフジ)出演するなどなど、その幅広い活動はノイリンとのトークでじっくりお伺いすることといたしましょう。

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