Posts tagged: 2021/10

おとなの文化村(694)  景観デザイナー・京都市立芸術大学教授 藤本英子さん

今夜のお客様は景観デザイナー・京都市立芸術大学教授、藤本英子さんです。

藤本さんは1958年、大阪府吹田市のお生まれ。70年万博にお母さんが毎夜毎夜連れて行ってくれて40回近くは訪れたという藤本さん。あれが素敵な未来都市とは思わなかったけれど、人間がこんな空間をつくれるということを体感してデザインの仕事を目指しました。1982年京都市立芸術大学美術学部工芸科デザイン専攻卒業後、株式会社東芝入社、デザインセンターを経てコンセプトエンジニアリング開発部設立に参画。1989年公共空間デザイナーとして独立し1992年に建築士事務所エフ・デザインを設立。2001年から京都市立芸術大学美術学部デザイン科・大学院美術研究科 専任教授を務めておられます。自分の暮らすまちが美しく、誇れるまちになるように多くの人々を支援、日本の各地が人々の活動で生き生きしていくことを夢見て、市民、行政、事業者の間に入り、どうすれば地域が心地よく美しくなるのかをわかりやすく伝える活動を続けていらっしゃいます。都市計画、建築、土木等の分野を超えた視点から「景観デザインとまちづくり」を語り続けて、これまで景観アドバイスを行なった件数は9000件以上。大阪では「水都大阪」の企画から、「とんぼりウォーク」「グランフロント大阪」「北浜テラス」「中之島公園」ほか数多く関わってこられました。国土交通省や大阪市、京都市、堺市、西宮市、向日市などの景観アドバイザー、都市計画審議会委員をつとめるほか、一般社団法人システム科学研究所はじめ各団体や学会で活躍されています。

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おとなの文化村(693)  業務用珍味製造卸「株式会社丸光」 横田航さん

今夜のお客様は割烹・業務用珍味製造卸「株式会社丸光」常務取締役 横田航さんです。 

横田さんは1978年生まれ、石川県、金沢市のご出身。ボート、ジェットスキー販売と修理業を営み、お姉さんはジェットスキーレーサーで元世界1位という環境で育った航さん、家業を継ぐため水泳を習い工業高校に入学。1986年、高校卒業後、販売・修理の腕を磨くため修行にでかけ、ジェットスキーのレースに夢中になり大阪堺のレーシングチームに住み込みで勤務。エンジンの改造と修理で工具を持ち、ジェットスキーレースの魅力とビジネスを学ぶ日々、ここで所属レーサーだった食品製造卸会社のお嬢さん美智(みさと)さんと運命の出会い。毎週、練習で美智さんに出会う楽しみとレースに没頭している毎日から一転、2001年に弟さんの事故を機にレースから身を引くことになりました。弟の治療・リハビリを手助けしながら、石川県で家業を継ぐか、彼女の家業である「丸光」でサラリーマンをするかの選択で、丸光に決め再び大阪へ。レジャー業から食品卸業への転換。嫁、嫁の親と同居そして勤務のマスオさん生活に悪戦苦闘しながら、主任→課長→統括部長を経て、2020年に常務取締役に就任。仕入れ・販売・製造開発・レジ打ち・システム業務をこなす毎日。大阪の地と人が好きになった航さん、現在は「丸光・ひかり手造り生ポン酢」などオリジナル商品の販売促進、大阪の文化「だしをひく体験キット」の開発、全国の農業生産者と6次産業化を目指す「農産物加工協会」に所属して活躍中です。今夜はご自慢のぽん酢をスタジオにお持ちいただき大試食会を開催します。

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おとなの文化村(692)  500G フォトグラファー 山田徳春さん

今夜のお客様は「CreativeProduction株式会社500G」代表取締役、フォトグラファー、プロデューサーの山田徳春さんです。

山田さんは1975年、三重県桑名市生まれ。三重県の高校卒業後、関西外国語大学に入学。貿易会社に就職するものの1年でその会社が倒産したのをきっかけに、以前から興味のあった演劇の世界へと「劇団ファントマ」に入団。およそ2年活動し退団。故神本昌幸氏に師事し写真撮影を学び、写真家の道へと転身。2005年「office 500G」設立、2013年法人化を経て現在に至るまで多くの撮影案件や制作プロデュース案件を経験。インテリア、ファッション、食の「衣・食・住」に関連する領域を得意として、関西演劇界のフライヤービジュアル撮影でも活躍。ノイリンが理事長を務めた戎橋筋商店街広報誌の撮影も担当されたそうです。琵琶湖専門アングラーを自認し、休日には釣り、キャンプなどアウトドアによる熱く燃えたぎる頭と身体の栄養摂取を欠かさないという山田さん。今夜はその熱き思いをたっぷりと語っていただきましょう。

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