おとなの文化村(803)  イラストレーター 千秋育子さん

今夜のお客様はイラストレーターの千秋育子(やすこ)さんです。

千秋育子さんは大阪府のご出身。デザイン学校を卒業し20歳のとき、自分の絵が広告に使われたことを機に22歳でフリーのイラストレーターの世界へ入いられました。書道七段の腕を生かした独自のタッチと色彩感覚を存分に発揮し、1990年代までは雑誌や広告、2000年以降はヤクルトのアート自動販売機、東京メトロのフリーマガジン、松任谷由実のコンサートグッズなどを手がけるなど、雑誌や広告のイラストやおエッセイ、描き文字、壁画ペイントから、空間全体のデザインを企画から関わる仕事も多く取り組んでおられます。最近では、淡路島パソナグループの西海岸エリアのロゴやイラスト、いかりスーパーマーケットPB(プライベートブランド)や芦屋店の壁画を描くほか、シンガポール・オーチャードロード、メルボルンやマニラなど海外、国内とさまざまな場所で活動されています。おとなの文化村レギュラーの「なんでやねん博士」西川雅夫会長の株式会社セキセイさんも出展する「文紙MESSE2023」のロゴも千秋さん作成のデザインです。ノイリンとは、ユニークな大阪みやげとして評判だった「大阪トランプ」の制作販売がきっかけで20年来のお付き合いとか・・・。知れば知るほど、その活動現場の多彩さに驚かされているというノイリン。「関西人の取扱説明書」「関西人のルール」とともに「大阪のおっちゃん」という著者もある千秋育子さん。ノイリン、ノグッタンはどんなおっちゃんに見えてるんでしょうか?さあ、それではご登場いただきましょう。

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おとなの文化村(802)  都市プランナー 泉英明さん

今夜のお客様は都市プランナー「有限会社ハートビートプラン」代表取締役、泉英明さんです。

泉さんは1971年、東京都のお生まれ。1994年大阪大学工学部環境工学科を卒業後、都市計画コンサルタント企業の修行をへて、2004年「ハートビートプラン」を設立。大阪なんば、西梅田、豊田、岡崎、姫路のまちなか再生や公共空間のプレイスメイキング、水辺空間のリノベーション「北浜テラス」「水都大阪」事業推進、長門湯本温泉の温泉地再生、気仙沼のまちなかエリアの再生などに関わってこられました。 グッドデザイン賞、土木学会デザイン賞、日本都市計画学会計画設計賞など数多くの賞を受賞され、まちづくりの「まち医者」としての関わりを目指し活躍されています。おもな著書に『都市を変える水辺アクション』(共編著、学芸出版社)、『民間主導・行政支援の公民連携の教科書』(共著、日経BP社) などがあり、この後出演いただく「道頓堀並木座仕掛け人」山根秀宣さんともともに活動されています。そして、去る11月23日、ミナミの玄関口・南海なんば駅前にオープンした「なんぱ広場」プロジェクトを、協議会設立時から12年間、地元商店街や企業とともに推進してこられました。ノイリンのホームグラウンド「戎橋筋商店街」も大きく関わってきた「なんば広場」。今夜は生まれ変わるまちのいま、未来をお話しいただきたいと思います。

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おとなの文化村(801)  昆布、佃煮の廣川 廣川昌平さん

今夜のお客様は創業明治35年、松原市で昆布、佃煮を製造する「株式会社廣川」代表取締役社長、廣川昌平さんです。

廣川さんは1979年(昭和54年)大阪府松原市生まれ。清教学園中、高等学校を卒業し龍谷大学に入学、経営学部経営学科を卒業し「北港情報サービス株式会社」入社。中学校では軟式野球部、高校時代は柔道部、大学時代はテニスサークルに所属していた廣川さん、システムエンジニアとして徹夜で業務にあたってたいたそうです。2005年(平成17年)から1年間、家業を継ぐべく同業の食品工場「東宝食品株式会社」で修行し、2006年(平成18年)株式会社廣川に入社。取締役総務部長、専務取締役をへて2019年代表取締役社長に就任されました。この間「大阪府調理食品協同組合理事長」「全国調理食品工業組合理事」をつとめるなど業界発展に貢献されています。大学生時代、タイ・マレーシア・シンガポールや台湾旅行とともに忘れられないことが1か月間のペルー・ボリビア旅行での思い出・・・なんと会社の内定式を忘れて参加できなかったのでした。帰国後会社からの呼び出しをうけて「言い訳を説明」し首の皮1枚で何とか入社できた廣川さん。「生きてりゃなんとかなるもんだ」のモットーで、ギフト・業務用の販売が主要だった老舗昆布・佃煮メーカーをさらに一般のお客様に拡げていきたいと新商品開発、販路開拓に日々励んでおられます。今夜はもちろんおいしい商品の数々をお持ちいただいてのご出演です。

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