今夜のお客様はフリーランスの料理人、細川竜司さんです。
細川さんは1974年まれ、滋賀県のご出身。国際情報高校を卒業後、大原簿記専門学校に入学、日商簿記検定1級を取得。大阪の会社に就職し営業部で勤務するも、大好きなカルボナーラがつくりたいと「カプリチョーザ」に転職。2000年にイタリア留学。はじめの半年間は学校でイタリア料理について学び、その後ボローニャのレストラン「Pernice e la Gallinaペルニーチェ エ ラ ガッリーナ」、エミリアロマーニャ州のカストロカロテルメにある当時2つ星レストラン「La Frascaラ フラスカ」にて研修。ミラノの1つ星レストラン「Innocenti Evasioniインノチェンティエバンジオーニ」にて勤務。2002年帰国後、六本木ヒルズ開業に伴いオープンした当時ミラノの2つ星レストラン「Sadler Tokyo」でオープニングよりパスタ場シェフに就任。その後都内のイタリアレストランでシェフを歴任後、ご自分のレストラン「オステリア イルドラゴ」、立ち呑みバール「バール デル ドラゴ」の2店舗を経営。2020年、縁あって関西大阪へ戻り、フリーランスの料理人としてイタリア料理監修、イタリア料理レシピ考案、イタリア料理教室で活躍されています。現在、この番組のサポーターでフードビジネス開発も取り組む「日本公共経営研究所」所長、宮本正一さんとともに来年6月をめざして準備中というマル秘プロジェクトについてもお伺いしたいと思います。
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今夜のお客様は京都からお越し頂いた「一般社団法人チエノワ」代表理事、田中千恵子さんです。
観光客、住民、観光にたずさわる事業者みんなが、気持ちよく過ごせるように・・・。そんな思いを込めて、旅先で出会う人々がお互いに思いやりを持つ「ツーリストシップ」という言葉を考案し、広める活動をする「チエノワ」さん。代表の田中千恵子さんは埼玉県の出身、幼少期を台湾で過ごし、台湾の小学校全国野球大会にキャプテンとして日本人学校初出場を果たすという経験もありました。特色入試で京都大学経済学部に入学後は、短期留学、学生サークルの創設、ビジネスコンテスト最優秀賞受賞など学内外で精力的に活動。2019年から京都のために観光課題に取り組もうと活動を開始し、10月に一般社団法人CHIE-NO-WAを設立。2021年から世界に先駆けて「ツーリストシップ」を提唱。2021年3月に大学を卒業後、社会起業家として異例のプロ契約をダイドードリンコ株式会社と締結。2022年9月に京都市観光サポーター(旧観光大使)に任命され、ますます活動を広げておられます。まだ聞きなれない「ツーリストシップ」かもしれませんが、観光客が回復しつつあるいま、ぜひじっくりとお話しを伺いたいと思います。
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今夜のお客様は『空が青いから白をえらんだのです 奈良少年刑務所詩集』を出版されて話題の寮美千子さんです。
寮美千子さんは1955年、東京生まれ。外務省、広告制作会社勤務を経て、31歳のときに毎日童話新人賞を受賞、作家に転身したという変わり種です。童話、絵本、小説、ノンフィクション、などで活躍なさってきましたが、2005年、長編小説「楽園の鳥 カルカッタ幻想曲」で泉鏡花文学賞を受賞。これをきっかけに、首都圏脱出を試み、2006年、縁もゆかりもない奈良市に移住。明治の名煉瓦建築である奈良少年刑務所を見学に行ったのがきっかけで、刑務所から、受刑者への絵本と詩の授業の講師を頼まれたそうです。以来、夫の松永洋介さんと二人で、足かけ10年、受刑者への教室の講師をなさってきました。授業の様子を記した『空が青いから白をえらんだのです 奈良少年刑務所詩集』は新潮文庫にも収録され、10万部のベストセラーに。吹田の西日本出版社から出したノンフィクション『あふれでたのは やさしさだった 奈良少年刑務所 絵本と詩の教室』も大きな話題を呼び、講演依頼が途絶えません。最新刊は,近所に住む在日コリアン2世の方からの聞き書き小説『なっちゃんの花園』。ならまちにお店「古書バルぽらん」を出したり、古民家修復の「みなわプロジェクト」を立ちあげたりと、ますます多忙で、ご本人曰く「ひっちゃかめっちゃか」な日々をお伺いします。
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