おとなの文化村(820) 第一回ご当地おむす美大賞 東四栁祥子さん ゼミ生のみなさん
今夜のお客様は先般開催された「第一回ご当地おむす美大賞」近畿ブロック優勝、特別賞を受賞した「梅花女子大学食文化学部食文化学科」教授、東四栁祥子さんとゼミ生のみなさんにお越しいただきました。
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東四栁さんは昭和52(1977)年生まれ、石川県のご出身。
1996年、東京女子大学文理学部英米文学科に入学。高校時代から料理書や料理雑誌の蒐集が趣味で、大学時代には制作の裏側に興味があり、料理雑誌や料理番組のアルバイトを経験。大学4年生の時、食文化研究を専門とする先生との出会いがあり、大学院進学を機に、英文学研究から食文化研究へと方向転換。大学院では、英文学を学んでいたことをいかし、欧米の影響を受け、近代化を遂げた明治・大正期の国内外の料理書を調査資料とする研究に着手されました。『料理書と近代日本の食文化』をはじめ食文化に関する著書を多く出版されています。現在、梅花女子大学で教鞭をとるかたわら、一般社団法人日本家政学会食文化研究部会常任委員、一般社団法人和食文化国民会議調査・研究部会幹事、NPO法人大阪府高齢者大学校講師、農林水産省や文化庁の食文化関蓮の委員会の委員などを務め、日本郵便「特殊切手(「和の食文化シリーズ」・「おいしいにっぽんシリーズ」)」の助言・監修や、虎屋「第7回 とらや市 箸置き」展示協力、国立科学博物館「特別展 和食 ~日本の自然、人々の知恵~」ウェブアンケート監修など活躍されています。今夜は全国各地から自慢のおにぎりが多数応募、競い合ったなか「特別賞」を受賞した「多幸結美(たこむすび)」のチャレンジなどをゼミ生の方々にもお越しいただきお話を伺います。