おとなの文化村(744)  歩行支援器具・ジョグバー発明家 西分和幸さん

今夜のお客様は「歩行支援器具・ジョグバー」開発者、発明家の西分和幸(ニシブンカズユキ)さんです。

西分さんは1962年大阪市大正区生まれ。幼少時は肥満児で食べることが一番楽しかったという西分さん。地元の小・中・高校を卒業し大学に進学、卒業後は船場の服飾資材問屋に就職。営業マンとして3年勤務しましたが、商品開発がやりたくて現在の建設資材メーカーに転職。30年あまり商品開発の仕事に携わり、業界初の商品を数点開発してきました。また、子供の頃は外で遊ぶより家で遊ぶことが好きだった西分さんが、2011年49歳の時に急にジョギングを始め、2012年の大阪マラソンに初チャレンジしたことをきっかけに「ジョグバー」のアイデアが浮かび上がりました。会社で学んだ商品開発の手法を活かして開発をスタート。走ることも続けて大阪マラソンにもたびたび出場。ところが発想してから10年経った時、早く商品化したいと焦りすぎてヒザを故障してしまいます。ウォーキングの基本を一から勉強したところ「ジョグバー」はウォーキングの補助具として相性が抜群なことに気が付き、開発の方向を転換。今年60歳で定年となる節目の年、さらに新たなチャレンジをと、開発最終段階の「ジョグバー」を装着して、大阪から東京まで500キロ歩き旅に挑戦。9月1日大阪を出発、21日間歩き続け9月21日、ゴールの東京駅に無事ゴールインの偉業を達成されました。今夜はこの歩き旅のご紹介と「ジョグバー」とはどんなものなのか?スタジオにお持ちいただきじっくりと伺いたいと思います。

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