おとなの文化村(839)  上堂本店醤油蔵 上堂友義さん

今夜のお客様は河内長野駅前商店街でイベントスペース「上堂本店醤油蔵」を運営する上堂友義さんです。

上堂さんは1959年(昭和34年)河内長野市のお生まれ。長野小学校、長野中学校、長野高校をへて、1984年、松本歯科大学を卒業。1987年から地元河内長野市にて上堂歯科医院を開業されている歯医者さんです。ご実家は明治時代後期から昭和30年頃まで蔵で醤油、麹等を製造する「上堂醤油醸造場」を経営。その後杜氏不足により醤油製造を中止、仕入れ販売とともに酒屋を営んでいましたが、いまから24年前の2000年、当時の店主である叔父さんが亡くなったの機に酒店を廃業、シャッターを下ろしたままとなっていました。そんなお店の醤油蔵跡を、2016年2月頃から上堂さんの叔母さんと奥様が片付け始めたのですが、なかなか女性の手におえず業者が入り作業していたところに、「こんな場所でライブをやりたい」という若い人たちが集まり始め、日曜大工で内装を整えていき「醤油蔵を残しユニークな空間として活用する」ぷプランが決まっていきました。2017年、醤油蔵のスタッフとして手伝ってくれるメンバーと出会い、6月に醤油蔵ホールとして初の音楽イベントを開催。2019年には河南町の糀屋さんと巡り合い、「醤油蔵にある木の樽を使って醤油を造ってみたい」と言われ、自家製の醤油造りプロジェクトも始まっています。そんなユニークな活動が評価され「第24回なにわ大賞」特別賞を受賞された上堂さん。ノイリンとは「河内長野駅前商店街活性化プロジェクト」でお知り合いたいだそうです。

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