おとなの文化村(841) 谷町アロハ 合田耕作さん
今夜のお客様は「谷町アロハ」店主、株式会社ギャレークルー代表取締役、合田耕作さんです。
合田さんは1965年、東大阪市のお生まれ。1988年、立命館大学を卒業し鉄鋼系メーカーの専門商社に就職。東京勤務をへて大阪本社経営勤務室に在籍していた時アキレス腱断絶で入院となり、退職をきっかけにイギリスへ遊学。日本食レストランでアルバイトをしながら、バレエ・オペラ・小劇場・コメディなどあらゆるエンターテイメントを見まくる日々を続けらたそうです。1994年、一時帰国のつもりで戻った大阪で就職することになり「月刊誌たる」などを発行する「たる出版株式会社に入社。取材、プレスリリース、営業担当として日本全国の酒蔵を取材経験したのち、1996年、翻訳会社に転職。歴史街道、道の駅イベント、地域づくり事業などを担当していたところが、突然の解雇退職。1999年、次はヨットに乗ってオーストラリアに航海することとなりました。現在の社名「ギャレークルー」とは「船の調理番」をした当時の経験からつけられたそうです。独立後は、フリーランスとして広報・広告の企画・制作事業を行う一方で、人形劇、演劇、ミュージカル公演の国内外における宣伝・制作・プロデュースを手掛けるなか、元ブロードウェー俳優のマイケル・ステューバー氏とダンススタジオ「舞道ダンスシアター」を設立。ダンス教室の運営と、国内および米国でのミュージカル公演のプロデュースに取り組んでこられました。マイケル・ステューバー氏が帰国した後、2010年にインバウンド向けのPRツールの制作、多言語の制作物の企画・制作を行う「株式会社ギャレークルー」を設立。2014年から、シャツ職人だった当時82歳のお父さんと~着物からアロハシャツを作って販売するネットショップ~「わろは本舗」を開業。2022年、リアル店舗「谷町アロハ」を開店、和柄アロハとともに「ウクレレ教室」も開校。ロンドン滞在中に抱いた夢である「劇場都市大阪の復活」をビジョンに掲げ、その第一弾プロジェクトとして2023年から「谷町アロハ 英語落語ショー&英語落語道場」を始めた合田さん。ほんとうに一言では紹介しきれない人生の航海中ですが、まずはいま一番のメイン事業となっている「谷町アロハ」からお話を伺っていきたいと思います。