おとなの文化村(241回) 天満大阪昆布 喜多條清光さん

今夜は大阪の古くからある名物の一つ「昆布」のプロフェッショナル。先ごろ出版された昆布のレシピ本が話題の天満大阪昆布の社長さん喜多條清光さんにおこしいただきました。

喜多條さんは昭和26年大阪天満の生まれの62歳。若いころは会社を起業したり、北新地で豪遊したりの派手な日々でしたが38歳のときに実家である昆布問屋の三代目を引き継ぎます。昆布の仕事と同時に8年間フランス料理の学校や調理師学校に通い、調理師免許・ふぐ調理師の免許も取得されるなど「食」へのこだわりは相当なものおいしいものを食べ歩き、和食にこだわらず「美味健康」の研究を重ね、本業である「昆布」を中心においた食生活をもっとカジュアルなものにと頑張る喜多條さん。また、「平成昆布塾」などを通じて昆布の文化の啓蒙や天神祭、天満天神繁昌亭などにかかわり、生まれ育った地域の文化振興にも力を入れていらっしゃいます。因みにあの70年代の大ヒットかぐや姫の「神田川」の作詞家喜多條忠さんは実のお兄さん。今夜は「昆布」の伝道師として「昆布」のすべてを語っていただきます。

 

これに関連する記事

WordPress Themes