おとなの文化村 (032回) ジャズピアニスト 大塚善章さん

今夜のゲストは大阪が世界に誇るジャズ界の重鎮、今年音楽生活55周年を 迎えられるジャズピアニスト 大塚善章さんです。

大塚さんは1934年(昭和9年)2月15日大阪市天王寺区の生まれ、大阪府立高津高等学校2年生の秋、機会があり校歌を作曲、大塚さんの音楽キャリアの記念すべき作品第一号です。 そして勿論その校歌は現在も歌い継がれています。その後関西大学に進学 在学中にジャズの演奏活動を開始。卒業後1959年に 古谷充(Altsax Player)さんらとともにジャズグループ「THE FRESHMEN」を結成。グループの中心的存在として活躍、映画・TVドラマ・コマーシャル等にも手腕を発揮され多くの作品を残しておられます。 そして「THE FRESHMEN」を退団後は、自らの音楽世界を構築するためジャズの世界を中心に多彩な活動を展開。特にライフワークとして取り組んでいるカンタータ「上町台地」シリーズは、故郷大阪を謳いあげる壮大なピアノコンチェルトで、1984年11月厚生年金ホールで催した「音楽生活30周年記念リサイタル」にて第1作『上町台地’84』を発表し 以来現在まで全6作を完成されています。主な作品としてはこれまでの作品を集めた「大塚善章作品集」能面の美しさに魅せられて作られた「組曲 面(オモテ)」ソロピアノアルバムの「Be Ambitious]などがあります。また関西ジャズ協会会長として 関西においてジャズミュージックの振興に務めておられます。

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