おとなの文化村 (071回) 阿倍野研究家 難波りんごさん

阿倍野研究家で「天王寺蕪の会」事務局長の難波りんごさんにおこしいただいています。

難波さんは1955年大阪市出身。神戸女学院大学文学部英文学科卒業。1989年にタウン紙『おかあさんチョット…』阿倍野区版編集長を担当したのを機に郷土史の調査・研究を始め、阿倍野区の沿革や埋もれた史跡を発掘して地域情報紙などに発表。学校・地域の要請で講演活動を展開。2000年『もうちょっと知っとく?私たちの阿倍野』(新風書房)を出版 学校で地域学習に使用されるほか、地域の住民にも愛読されている。1995年大阪の伝統野菜である天王寺蕪が野沢菜の先祖であることを発表。マスコミで報道されて以来「なにわ伝統野菜」が一躍有名になり、現在は「天王寺蕪の会」事務局長として野沢温泉村との友好交流を継続中。先ごろは大阪四天王寺から長野県野沢温泉村まで520kmを23日かけてリレー方式で歩きそのルーツを探る旅を敢行。主な著書には『あべの昔話 鬼はどこへ消えた?!』(新風書房)、共著に『ごめんやす「おおさか弁」』(リバティ書房)、『大阪力事典』(創元社)などがあります。また今週金曜日には大阪を歩いて知るイベント「大阪あそ歩」の阿倍野エリアコースを担当するなど地域に根ざした活動を続けていらっしゃる難波さんです。

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