おとなの文化村 (073回) たる出版株式会社の代表兼編集長 高山恵太郎さん
今夜は創刊30周年をこのたび迎えた 関西発の酒の総合雑誌「ほろ酔い手帳 月刊TARU(たる)」を発行していたる出版株式会社の代表兼編集長の高山恵太郎さんをお迎えしています。
高山さんは 昭和18年生まれ、神奈川県茅ヶ崎育ち 昭和41年、早稲田大学政治経済学部を卒業後就職した先が広告代理店そして昭和45年大阪万博担当として 大阪支社に転勤となったのが人生の転機でした。そして初めての地大阪でキタやミナミを飲み歩き、お酒と大阪の街と人にほれこんでしまい 学生時代からいつか独立を・・と考えていたこともあり お酒の専門誌が他になかったことから多くのお酒の醸造に用いられる「樽(たる)」を雑誌名にして昭和54年にたる出版株式会社を設立。そして翌55年4月に第1号を発刊 以来 出版文化が育ちにくいといわれるここ大阪で お酒の文化にしぼり込んだユニークな雑誌の代表兼編集長として今年30周年を迎えた高山さんです。また たる出版では 月刊誌「たる」以外にも数々の大阪独自の単行本をおよそ200冊もてがけるなど 大阪における出版文化の向上にチカラを入れておられます。今夜は残念ながらほろよい・・とはいきませんが 高山さんに「お酒」と「ヒト」について熱く語っていただきたいとおもいます。それでは高山さん よろしくお願いいたします。