おとなの文化村(331回) 松竹新喜劇 曾我廼家寛太郎さん 藤山扇治郎さん
今夜のお客さまは、11月8日から道頓堀・松竹座で行われる「松竹新喜劇 錦秋公演」を前に、お二人の劇団員さんをお招きしました。まずお一人目は、この番組初登場の「曾我廼家寛太郎」さんです。もうお一人は、昨年もゲストにお越し頂いた「藤山扇治郎」さんです。
曾我廼家寛太郎さんは昭和33年、大阪生まれの大阪育ち。大阪芸大を卒業後、昭和56年に松竹新喜劇入団、南座で初舞台。翌57年に上方喜劇の始祖「曾我廼家」の名跡を受け継ぎます。藤山寛美さんのもとで喜劇を学び「笑えて泣ける」上方喜劇の王道にこだわり続けておられます。藤山扇次郎さんは昭和62年生まれの27歳。昭和の喜劇王「藤山寛美」さんの孫、藤山直美さんは伯母にあたります。幼少より日舞や小唄に親しみ、6歳で初舞台。関西大学卒業後は「青年座研究所」にて演技を学び、テレビドラマなど活躍の場を広げられます。そして昨年、藤山寛美の当たり役のひとつ「お祭り提灯」の丁稚役で松竹新喜劇へ正式加入をされました。今夜はこのお二人から「松竹新喜劇の魅力」この秋の公演の見どころなど、たっぶりと語っていただきます。