おとなの文化村(335回) エンターテイメントをプロデュースする 吉元常洋さん
今夜のお客さまは、演劇・音楽・演芸・伝統芸能・音楽とさまざまなエンターテイメントをプロデュースする「株式会社バイタルアートボックス」代表の吉元常洋(よしもとつねひろ)さんです。
吉元さんは、1978年、日向企画所属「ミヤコ蝶々劇団」での役者として活動をスタートに、1990年には現在の会社の前身「株式会社バイタルサイン」を設立、その後は制作の仕事に携わってこられました。1994年から2000年まで「一心寺シアター」館長に就任。2000年からは「岸和田市立波切ホール」プロデュースを受託、2004年から2007年まで、道頓堀極楽商店街「戎座」。2009年からは、道頓堀中座くいだおれビルの「道頓堀ZAZA」を、2014年からは、近鉄百貨店阿倍野本店の「近鉄アート館」の運営に携わっておられます。いままで制作された主な作品は1983年の「近鉄アート館杮落し公演・ティファニーで朝食を」をはじめ、今は亡き桂枝雀さんが主演した「西鶴没後300年記念事業・おらんだ西鶴~好色一代男」朝日新聞創刊120周年記念演劇公演「オッペケペー、アメリカを行く」音楽芝居「ザ・忠臣蔵」、音楽こっけい劇「牡丹燈籠協奏曲」。この番組にもゲスト出演していただいた太鼓集団「打打打団天鼓・新春公演」、今年2月に再開された「近鉄アート館」のこけら落とし公演「片岡愛之助歌舞伎舞踊」などなど、多彩な作品を手がけられています。今夜は吉元さんのエンターテイメント制作に賭ける熱い思い、それにこれから予定されている公演など、たっぷりとお聞きしたいと思います。