おとなの文化村(371回) 第18回なにわ大賞「手描き職人」竹内志朗さん

今夜のお客様は、第18回なにわ大賞を受賞された舞台装置家、タイトル書きで長年活躍されている「手描き職人」竹内志朗さんです。

竹内さんは1933年、大阪のお生まれ。中学生のとき「ロミオとジュリエット」の舞台を観て演劇に魅せられ、舞台装置家をめざされます。高校卒業後、図案家(グフックデザイナー)として技術を身につけ、1954年から関西を中心に舞台装置、演劇活動に従事。1956年、民放テレビ開局にともないテレビタイトルデザイナーとして活動するとともに、道頓堀中座、梅田コマ劇場、新歌舞伎座、浪花座、毎日ホール、厚生年金会館などなどいまは閉館した劇場をふくめ、現在も現役として演劇、伝統芸能、バレエ、レビュー、歌謡ショーほかさまざまな舞台の装置やチラシデザインの仕事に携わっておられます。今回、その60年にわたる活躍に対して、選考委員会満場一致で「なにわ大賞、大賞」が贈られました。その番組タイトルを聞けば誰もがしっている名前がずらり・・・舞台をつうじて知り合った俳優、歌手、演出家さんたちはキラ星のごとくおられます。「なにわ大賞」を主催する「なにわ名物開発研究会」の代表、われらが大人の文化村「ノイリン」いわく・・・『いままでほんとうにたくさんの方々に「なにわ大賞」をもろてもらいましたが、まだまだこんなスゴイ方がいたはったんですね・・・』と感動しているとか・・・

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