Posts tagged: 2018/10

おとなの文化村(537) 空間芸術家 川崎由貴さん

今夜のお客さまは「花を使って日本の原風景を表現する空間芸術家、川崎由貴さん」です。

川崎さんは岡山県のご出身、川崎由貴花事務所を主宰。京都の玄関口として有名な「ホテルグランヴィア京都」にてロビーのおもてなし花を担当して丸12年。毎年クリスマスやお正月には長蛇の列ができる記念スポットとして知られています。「京都発世界へ」という理念のもと、主役が際立つ空間美を創り上げ、世界各国から来日するVIPのお迎え花も担当。2014年にはパリのユネスコ本部でも展示。2017年、2018年スリランカで開催されたJAPAN EXPOで華道、茶道の部の空間演出を担当、「花を使った和の伝道師」として活躍の場を世界に広げられています。また昨今は、リーダーに必要な要素はいけばなの中にあるとの想いから、いけばなを使った「ビジネスリーダースキルアップ講座」を開講。数多くの業界著名人が参加されています。今回は、「国内そしてインバウンドのお客さまに、日本文化を気軽に体験していただこうと5人のメンバーで立ち上げた『和心ラボ』のお披露目として、来る11月7日から9日にかけて大阪で開催される「クールジャパンフェスディバル2018~日本の魅力発信~」の概要など、ホットな話題とともにお伺いしたいと思います。

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おとなの文化村(536) 旭堂南龍襲名・真打昇進披露 旭堂南青さん

今夜のお客様は来る11月10日、旭堂南龍襲名・真打昇進披露講談会を開催される講談師、旭堂南青さんです。

旭堂南青さんは1980年(昭和55年)38才。大阪府立東住吉高校芸能文化科、近畿大学文芸学部卒業後、2004年(平成16年)旭堂南左衛門に入門。2008年、NHK「ドキュメント挑戦」に若手講談師として出演。その後、ケーブルテレビ「K-CAT」、奈良テレビ等でレギュラー出演を務めるなど活躍。2014年にはフランスパリ日本文化会館で「フランス語南京玉すだれ」で好評を得ます。また、母校東大阪の縄手南中学校で「国語」「社会」の授業で「日本人として身につけなければならない、礼節・教養を講談を題材に分かりやすく伝えるために教壇に立つなど意欲的な活動を続けておられます。明治期に活躍した人気講談師「南龍」の名を継ぎ、上方講談界では27年ぶりの真打昇進となる「披露講談会」を前に、今夜はその思いをたっぷりと語っていただきたいと思います。

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おとなの文化村(535) ピアニスト 小川理子さん

今夜のお客さまはパナソニック株式会社執行役員、テクニクスブランド事業担当でピアニストの小川理子さんです。

小川理子さんは1962年大阪のおうまれ。3歳の頃からピアノを始め、様々な音楽に親しんでこられました。1986年慶応大学理工学部を卒業、松下電器産業(現在のパナソニック)株式会社に入社、以前から憧れていた音響研究所に配属、音響機器の企画、研究開発、商品化などを担当。1988年に開発した薄型壁面型スピーカーはウィーン国立歌劇場に納入、バックロードホーンスピーカーはニューヨーク近代美術館に永久保存されています。また幼少のころからジャズのレコードを聴いて独学でジャズを習得、大学時代に友人とバンドを組み演奏活動を開始。松下電器入社後は多忙な生活が続き、いったん演奏活動を中断されますが、1993年にニューオーリンズジャズドラマーの上司とともに音楽活動を再開。以降、Eネット事業本部、パナソニックスカラシップ社長など全社のCSR社会貢献の責任者などを経て、2014年からホームエンターテイメント事業部のオーディオ成長戦略を担当。テクニクス事業推進室長、担当役員として「一度は消えたテクニクスブランドの復活」をけん引されてきました。この間、アメリカでのジャズフェスティバル5年連続出場、など内外でジャズピアニストとして活躍する「二足のわらじ」を履き続けて、2013年に20周年リサイタルを開催、関西フィルハーモニーとの共演など精力的に活動をつづけ、現在までに14枚のCDをリリースされています。昨年2月には文芸春秋社から著書「音の記憶、技術と心をつなげる」を出版されました。今夜は、先日リリースされた最新のCDをお聞きしながら、小川さんの二足のわらじ人生をお伺いしましょう・・・。

 

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