Posts tagged: 2019/09

おとなの文化村(585) 振付、脚本、演出家 はやみ甲さん

今夜のお客さまは振付、脚本、演出家としてご活躍の「はやみ甲」さんです。

はやみ甲さんは1959年神戸市のお生まれ。親和女子大学出身、OSK日本歌劇団に入団。1982年「花と光の舞踏会」で初舞台を踏まれました。当時のトップスター嵯峨みさ緒さんの振り付けを初舞台生ながら担当するなど、ダンスの得意な劇団員として活躍。1987年、OSKを退団して「はやみ甲ダンスカンパニー」を設立。嵯峨みさ緒さんや明石家さんまさんのリサイタルの振り付けをてがけ、1989年からニューヨークに渡りダンス修行を積まれました。帰国後は「引田天功グレーとイリュージョン」にダンサーとして出演、振り付けを担当。関西のイベント、インナーショーに数多く出演。OSK日本歌劇団から振付のオファーがあり、振付師としての活動が始まりました。その後、新たな組織となった「NEW OSK日本歌劇団」の立ち上げとともに松竹座で復活した「春のおどり」京都南座の「夏のおどり」など数多くの舞台で振付を担当。レビューユニット「夢組」をプロデュース後は脚本、演出家として活動の幅を広げて来られました。2013年からはハウステンボス歌劇団の立ち上げにも協力、多くの作品を手がけておられます。2003年の存続支援活動をきっかけにOSKの大ファンとなったノイリン、はやみ甲さんと大いに盛り上がってください!

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おとなの文化村(584) プールボランティア 岡崎寛さん 織田智子さん

今夜のお客さまは認定NPO法人「プールボランティア」理事長の岡崎寛さん、事務局長の織田智子さんのお二人です。

「プールボランティア」は1999年5月に団体設立、今年で、20年目。「障がい者は専用のプールへどうぞ。」そういった風潮があった今から20年前、NPO法人プール・ボランティアは活動を開始しました。「障害者も高齢者も健常者と同じようにプールを楽しめる社会の実現を目的」として、水の楽しさを伝え、水泳指導を行うほか、リハビリテーションのための水泳補助器具の開発や障がい者対応研修など、大阪を中心にその活動を広げられています。これらの活動が認められ、本年「第7回スポーツ振興賞」「第22回なにわ大賞・準大賞」を受賞。2020年東京オリンピック・パラリンピック、2021年にはワールドマスターズが関西で開催されます。「水の世界もバリアフリーに!を日本全国どこででも当たり前にしたい」と活動を続けるプールボランティア。第9回大阪マラソン オフィシャル寄付先団体として「スポーツ・文化を支える」大阪をスポーツの力で元気に!そして日本を元気に!と頑張る理事長の岡崎 寛さんは学生時代は競泳選手。1999年、大阪の民間会社に勤めていたとき、障害者の方がプールに来られてもハード・ソフト両面で利用しにくいということが気になり、何か水に関係するボランティア活動をしたいとNPO法人格を取得し活動を開始。事務局長の織田 智子(おだ・ともこ)さん学生時代は飛飛び込み競技の選手。百貨店勤務、専門学校パソコン講師、DTPデザイナーを経験され、岡崎理事長に賛同して一緒にプール・ボランティアを立ち上げられました。夕方までプールで指導してきたお二人、こんどはスタジオに入ってのトークを披露していただきましょう。

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おとなの文化村(583) 写真家 甲斐扶佐義さん

今夜のお客さまは9月21日(土)より世界遺産・二条城 二の丸御殿台所で「京都詩情」初回顧展を開催される写真家の甲斐扶佐義(かい ふさよし)さんです。

甲斐さんは1949年大分県大分市生まれ。11歳で写真の撮影を開始されます。1972年、 岡林信康、中尾ハジメらと喫茶店「ほんやら洞」のオープンに携われます。「創造的無秩序」と呼ばれる雰囲気で多くのファンを有した京都の伝説的喫茶店・ほんやら洞、惜しくも2015年に焼失。また1985年から木屋町では様々な文化人が集「Bar八文字屋」のオーナーとしても知られ、店を訪れた人々を作品のモデルとしても起用しています。また文筆家として、90年代に京都新聞紙上でフォトエッセイを連載。現在も写真と並行して執筆活動を続けておられる。京都市とアンスティチュ・フランセが主催する現代美術のイベント「ニュイ・ブランシュKYOTO 2019」の一環として、京都を撮り続ける写真家・甲斐さんの初回顧展が開催されます。

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