おとなの文化村(582) 書家・アーティスト 紫舟さん
今夜のお客様は、 書家・アーティストであり大阪芸術大学教授をされています紫舟さんです。
紫舟さんは、日本の伝統文化である「書」を、絵、彫刻、メディアアートへと昇華させ、文字に内包される感情や理を引き出していかれます。その作品は唯一無二の現代アートであり、日本の思想や文化を世界に発信していると言えます。代表作にNHK大河ドラマ『龍馬伝』、美術番組『美の壺』、伊勢神宮『祝御遷宮』、内閣官房『JAPAN』、ディズニー・ピクサー『喜悲怒嫌怖』、SHISEIDOグローバル展開製品のパッケージ、など、数えたらきりがありません。2014年、フランス・ルーヴル美術館地下会場でのフランス国民美術協会展にて、書画で金賞、彫刻で最高位金賞を日本人初のダブル受賞。翌年同展の「主賓招待アーティスト」に選出され、日本人では横山大観以来の快挙となる。2015年、イタリア・ミラノ国際博覧会にて日本館のエントランス展示を手掛け、同館は展示デザイン部門で金賞を受賞。2017年、天皇皇后両陛下(現、上皇上皇后両殿下)が『紫舟』展に行幸啓され、紫舟は拝謁の彌榮を賜り、自ら作品をご案内されています。社会活動として 2006年 書の文化普及活動「ラブレタープロジェクト」主宰 2011年 震災復興支援活動「日本一心プロジェクト」主宰 2013年 大阪芸術大学 教授を勤めていらっしゃいます。さあ、「書」原点に日本のみならず世界に発信されている紫舟さん!どんなお話になるのか、楽しみです。