おとなの文化村(279回) 松竹新喜劇 藤山扇治郎さん

今夜は日本の喜劇界の雄、大阪を基点に日本中に笑いを振りまいている松竹新喜劇のニューフェイス 藤山扇治郎さんにおこしいただきました。

扇治郎さんは1987年(昭和62年)京都生まれの26歳。お爺さんは「昭和の喜劇王」と謳われた藤山寛美さん。そして伯母さんには女優の藤山直美さんと 華麗なる役者さんの家系にうまれた扇治郎さん。幼い頃からお父さんが家元である 日本舞踊や小唄の手ほどきを受け、6歳の時に藤山扇治郎の芸名で子役として初舞台。以来舞台やテレビドラマで名子役として活躍。しかし、高校1年生の時に伯母の直美さん主演の舞台『夢噺 桂春団治』に出演して以降は、高校・大学と学業に専念。そして関西大学を卒業後、本名の酒井扇治郎で本格的に俳優としてデビュー。そしてその後、演技を学ぶため単身上京青年座研究所へ入所し、数々のテレビドラマへ出演し演技を磨き、2013年再び藤山扇治郎と改名した後、今月9日から松竹新喜劇の一員として、お爺さんと同じ舞台を踏むことになった扇治郎さん。今夜は、今年65周年を迎えた 松竹新喜劇にかける思いをたっぷりと伺います。

インフォメーションコーナーでは 新潟県観光協会大阪事務所の林真帆さん 8日、9日とJR大阪駅5階時空の広場で開催の新潟県観光物産展を紹介します。

 

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おとなの文化村(278回) ユナイテッド航空関西空港支店長 阪口葉子さん

今夜は関西の世界への玄関口関西空港を拠点に世界を舞台に活躍されているユナイテッド航空関西空港支店長 阪口葉子さんです。

阪口さんは西宮育ちで現在は岸和田にお住まいです。小学生の時に伊丹空港でかっこいいキャビンアテンダントの姿をみて子供心に「私はは将来これになるんだ」と決意。関西学院大学に進学後、夢を実現させるために、大学3年生のときから試験を受け始めた阪口さん。しかし世の中はキビシイもの、何回受けて落ちたのかわからないくらい受け続けた毎日。そして大学卒業後、一般企業に務めながら英語の勉強など努力を続け、ようやく香港のキャセイ航空に合格。以後は香港をベースに活躍された後、パンアメリカン航空を経て、現在のユナイテッド航空に移り、2001年以降 現在まで関西空港支店長として活躍中。そして社業の傍ら 関西空港航空会社運営協議会 議長(関空に就航している全49航空会社の議長)や関西経済同友会幹事などを兼任。そして2009年3月には多忙な中で和歌山大学経済学研究科を卒業「あきらめないこと」「頼まれたら断らないこと」この二つのキーワードをたえず心に日々活動されている阪口さんのパワーのヒミツを今夜はたっぷりとうかがいます。

 

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おとなの文化村(277回) 日本テレマン協会代表 中野順哉さん

今夜は今年創立50周年を迎えたバロック時代の作曲家テレマンの音楽を現代に伝える日本テレマン協会の代表である中野順哉さんにおこしいただきました。

中野さんの本来のご職業は作家です。小説を作家・阿部牧郎さん、浄瑠璃台本を人間国宝の七世鶴沢寛治さんに師事されました。そして、関西学院大学文学部フランス文学科在学中より日本テレマン協会の活動にライターとして参加。1993年には協会の季刊誌である「ゲオルク」を立ち上げ、1995年には編集長に就任。2000年には、伴ピーアール社製の琵琶湖浄化の紙(レイクパピルス)を、チラシ、プログラムやゲオルクの表紙にとりあげ、協会の活動が年間5000トン以上の湖水を浄化することになるというこの企画は、当時テレビ、ラジオ、新聞等で大きく取り上げられ話題となりました。また同じ年の9月、日本テレマン協会第137回定期演奏会「ヘンデル・オラトリオ本邦初演シリーズ『スザンナ』」において、ナレーション用の講談台本を執筆。これを機会に講談師の旭堂南左衛門さんとともに創作講談を手掛けることに。現在まで、各地の歴史を掘り起こし創作講談と音楽のコラボレーションをプロデュースしながら、文化振興につとめていらっしゃる中野さん。講談は処女作「ヘンデル一代記」にはじまり、すでに90作以上にのぼるとか。そして作家活動としては2000年に「小説・延原武春」を出版。現役の音楽家を題材にしたこの作品は、メディアで話題となるなど大活躍。今夜はともに歩んでこられた日本テレマン協会の代表として50周年を迎えて展開されている様々な企画についてたっぷりと伺います。

 

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