900回目のお客様は「産経新聞大阪本社報道本部社会・文化ユニット客員特別記者」亀岡典子さんです。
亀岡典子さんは昭和33年生まれ、大阪府のご出身。立教大学日本文学科卒業後、平成2年(1990年)産経新聞大阪本社に入社。文化部で、歌舞伎、文楽、能狂言をはじめとする古典芸能を中心に、現代演劇など演劇全般を担当。産経新聞紙面で、コラム「離見の見」、インタビュー記事、劇評などを執筆されています。また、現在は休刊になった歌舞伎専門誌「演劇界」にも劇評やインタビュー記事などを執筆。古典芸能の講座の講師や聞き手など長年にわたり活動されています。また、パリ・オペラ座で史上初めて開催された12代目市川團十郎らによる歌舞伎公演をはじめ、アルジェリアで初めて開催された文楽公演など、古典芸能の海外公演にも同行取材するなど、昨年開催された「日本プレスクラブ30周年記念講演会では「伝説の記者」と紹介されました。著書に「文楽ざんまい」「夢~平成の藤十郎誕生~」(淡交社)、共著に「梅若六郎家の至芸」があり、京都芸術大学舞台芸術学科非常勤講師を務めておられます。「なにわルネサンス大人の文化村」第900回の記念ゲストはぜひ亀岡さんにと、ノイリンたっての希望でのご出演となりました。

これに関連する記事
今夜のお客様は「株式会社ムーラ」代表取締役、空間デザイナーの中川 泰章さんです。
中川さんは1978年大阪生まれ、大阪府立夕陽丘高校をへて大阪芸術大学芸術計画学科を卒業したのち、長野県伊那技術専門校木工科で1年間無垢板を使った木製家具の製作を学びました。卒業後、130年続く伝統工芸軽井沢彫の老舗家具店で木工職人として従事。その後、大阪に戻り、家具・インテリア設計会社を経て2015年株式会社ムーラを設立。主に、飲食や物販等の店舗を中心としたデザイン/設計業務に取り組み、商業施設や宿泊施設、キャンプ施設などの建築デザイン、フードホールやライブハウス、アートギャラリーの設計など、さまざまな空間を手掛けられています。ノイリンの会社せのやが京都で経営するアートショップ「nuunu」や万博の店舗も中川さんのデザインです。2022年には、設計した「タグボート大正」が大阪市の都市景観資源として登録されました。大阪芸術大学在学中、春休みに1か月半バックパックを背負ってのヨーロッパ半周旅に。偶然にもウィーンで開催されていた「倉俣史朗展」に出会い、展示されていた椅子「ミスブランチ」を見て、機能する家具であり美しいアートでもある、今まで知らなかった世界を目の当たりにして、この時、家具デザインの道に進もうと決意したという中川さん。家具デザインついて、のぐったんとお話しできればと楽しみだそうです。

これに関連する記事
今夜のお客様は7月23日に新曲 『裏なんばブルース』 を発売し、再始動されました。演歌歌手の水木ケイさんです。
水木ケイさんは1989年、吹田市のお生まれ、4歳の時に行った家族旅行で、演歌好きの祖父がカラオケで歌った藤山一郎の「東京ラプソディ」に影響を受け、2009年によしもとアール•アンド•シーより「梅椿」でデビュー。吉本興業初となる女性演歌歌手として注目されました。出産などでの活動休止を経て、今年、ビクターからニューシングル 「裏なんばブルース」を発売し、再始動!「裏なんばブルース」は 今、大阪で一番ホットなスポット、「裏なんば」 が舞台のほろ苦い恋を歌った大阪演歌。裏なんば商店街の皆様の応援もいただいて、元気に歌っておられます!カップリング曲の 「大阪花火」は、夏の3大祭りでもある、大阪の天神祭を舞台に、男女二人の思い出を、ちょっぴり寂しく、ニューミージック調に表現している、新しい大阪演歌だそうです。これらの楽曲を手がけたのが、なんと、のぐったんの小学校からの親友、「千日前、裏なんばの作詞・作曲家」 堂島アスカさん。今夜もスタジオの外ではユニークな存在を醸し出しています。

これに関連する記事