おとなの文化村(819)  不登校支援事業 小川涼太郎さん

今夜のお客様は「株式会社スダチ」代表取締役、小川涼太郎さんです。

小川さんは1994年3月生まれ、徳島県のご出身。2012年に関西大学経済学部へ入学、4年間大阪の吹田市で学生生活を送られました。2016年4月、アビームコンサルティングへ入社。1年目からプロジェクトリーダーに抜擢。2年目には新規部署の立ち上げメンバーを経験し、2年間で0から50人規模のチームへと拡大。日常の業務の中から『教育が変われば人も変わり社会も変わる』ことに気づき、『教育へ人生を捧げたい』と強く思い、2019年5月に退職し「株式会社スダチ」を設立。不登校の子供達に向けたボランティア活動を通して、多くの不登校の子供達と関わる中で、「本当は学校に行きたいけど行けない、自分でも行けない理由が分からない」という”目的意識がない不登校”で悩んでいる子供達や親御さんが多くいることを知り、その現状に危機感を感じたという小川さん、「不登校で悩んでいる人たちを1人でも多く救いたい」という想いから、2020年4月不登校支援事業開始。2024年3月時点での再登校人数は850名を超え、平均再登校日数は17日。再登校率は90%を超えています。今夜は、小川さんに東京からお越しいただいてのご出演です。

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おとなの文化村(818)  「寝屋川市指導役」前副市長 市川克美さん

今夜のお客様は「寝屋川市指導役」前副市長の市川克美さんです。

市川さんは 昭和37(1962)年3月生まの61歳。大阪府寝屋川市にお住まいです。昭和59年、同志社大学法学部法律学科を卒業し寝屋川市役所に入庁。平成3年から4年度にかけて大阪府企画調整部企画室政策チームに出向。寝屋川市に戻られ、平成18年経営企画部企画政策室課長 平成21年ブランド戦略室長、平成24年市民生活部部長兼産業振興室長兼農業委員会事務局長、平成25年市民生活部長兼産業振興室長、平成28年理事(健康部担当)兼健康部長兼保険事業室長、平成30年、理事(経営企画部・まち政策部担当)兼都市未来政策監兼経営企画部長を歴任し、令和元年副市長に就任。そして令和5年6月に退任されました。おとなの文化村サポーターの宮本正一さんとは長いお付き合いという市川さん。寝屋川市のお話はもちろんですが、今夜はどんなお話が飛び出すか楽しみです。

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おとなの文化村(817)  文楽役者 十一代豊竹若太夫(六代豊竹呂太夫)さん

今夜のお客様は来月、大阪国立文楽劇場で十一代豊竹若太夫を襲名される豊竹呂太夫さんです。2017年4月、六代豊竹呂太夫襲名の時にご出演いただき、今回2度目の文化村にお越しいただきました。

六代豊竹呂太夫、本名林雄二さんは昭和22年4月生まれ大阪住吉区ご出身。昭和42年に入門し豊竹英太夫と名乗り、翌年初舞台。 祖父の十世豊竹若太夫(人間国宝)の豪快と師匠の竹本越路太夫(人間国宝)の品格、その双方を踏襲し、剛柔兼ね備えた語り口で魅了する大夫さんです。 昭和46年の国立劇場奨励賞、昭和53年には文楽協会賞、平成15年国立劇場文楽賞文楽優秀賞を受賞。 平成29年4月六代豊竹呂太夫を襲名、JXTG音楽賞邦楽部門(日本の音楽文化に大きく貢献した人に贈られる賞=旧モービル音楽賞)を受賞。平成30年国立劇場文楽賞文楽優秀賞、令和元年大阪市民表彰。令和4年4月、重要な場を語る太夫に与えられる最高位の「切場語り」に昇格。 令和4年度文化庁長官表彰を受賞されました。浄瑠璃世界に文学と音楽の視点から迫まる「ゴスペル・イン・文楽」に代表される新作にも取り組み、能・狂言・落語・クラシック・オペラ・現代詩などとのコラボにも挑戦するなど幅広く活躍。そして来月6日から始まる「大阪国立文楽劇場4月公演」で十一代豊竹若太夫を襲名されます。さあひと月早く、待ってました!若太夫さんのご登場です。

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