おとなの文化村 (085回) ショコラティエ エクチュア 植松秀王さん

今夜は 昨日の日曜日・・ついさっきまで バレンタインデーで大忙しだった大阪を代表するショコラティエ エクチュアの植松秀王(良夫 ヨシオ)さんにおこしいただきました。

植松さんは 昭和29年堺のお生まれ。昭和53年に大学を卒業後 商社にサラリーマンとして入社。その後 心斎橋のココアの名店「AKAITORI」の社員となり喫茶店業界で働くうちに、とある出入りの業者の社長さんにチョコレートの原料であるカカオについていろいろと教えを受けることになり、チョコレートの世界にはまっていくことになります。そして昭和61年10月に現在のお店「エクチュア」の元となる有限会社エクチュアを設立。チョコレート屋さんの道をスタート!同年12月に心斎橋にチョコレートハウスエクチュアをオープンさせますそしてそれから3年後の平成3年に株式会社に組織変更。平成15年には 話題の空堀商店街の一角に元はお屋敷の蔵だった建物を再利用して ユニークはチョコレートハウスとしてのエクチュア本店をオープン。以来現在まで開業から四半世紀 大阪を代表するショコラティエとしてスィーツの世界で頑張っておられます。今夜はそのチョコレート一筋の甘いお話・・また苦いお話などバレンタイン商戦が一段落したこの時間にじっくりと伺いたいと思います。

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おとなの文化村 (084回) 落語家 三代目 桂小春団治さん

今夜は新作にそして古典にそしてテレビ・ラジオにまた国内にとどまらず海外公演もと幅広い活動を続けておられる上方落語界きっての国際派 三代目桂小春団治さんをお招きしました。

桂小春団治さんは昭和33年2月15日うまれ 大阪市のご出身。昭和52年立命館大学中退後三代目桂春団治に入門し、桂春幸(はるゆき)となる。そして昭和54年 小春に改名。昭和59年ポニー・キャニオンより「おもしろ英語落語」(カセット)発表。平成9年度文化庁芸術祭新人賞受賞。平成11年に道頓堀中座にて三代目桂小春團治を襲名そしてその翌年、平成12年に世界最大の芸術祭である ソウコットランドのエジンバラ・フェスティバルに落語家として初めて参加、以来 独自の手法である字幕方式を生み出し、システム一式を携えて海外公演を始める。以後各国大使館の主催公演や国際演劇祭の招待公演などで、英・仏・米・独・露・ブルガリア・フィンランド・ベルギー・ノルウェー・トルコ・韓国・カナダなど、のべ10数カ国で公演。またその一方で、平成17年 ソウルシンガー松田一志とのユニット「こは・まつ」で大阪弁のラップ・ミュージック「ごめんですんだら警察いらん」のCD発売 一部でウケる。そして平成18年 文化庁文化交流使に任命され、同じ年にNewsweek誌「世界が尊敬する日本人100」に何故か選ばれる。そして独自の字幕方式落語の世界への普及を目指し落語家で初となる落語のNPO法人「国際落語振興会」設立。平成19年には落語界初となるニューヨーク、ブロードウェー公演を実現。文化庁芸術祭優秀賞もその年に受賞。そして 今月末2回目のニューヨーク公演そして3月にはフランス公演を予定している。

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おとなの文化村 (083回) 河内ワインの専務取締役 金銅真代さん

今夜は大阪府の南部羽曳野でワイン造りにちからをいれておられる、株式会社河内ワインの専務取締役、金銅真代さんにお越しいただきました。

金銅さんは関西学院大学文学部フランス文学学科卒。<社>ソムリエ協会認定ワインアドバイザー株式会社河内ワインの専務取締役として自社商品の拡販に尽力されている傍ら 講演にも数多く出かけワインとワイン文化の普及に力を注いでおられます またその一方で桂三枝師匠にいただいた芸名であるロマネ金亭(コンテイ)を持つアマチュア落語家としても活動中。2008年2月にはフランス・ブルゴーニュでフランス語の落語公演を行うなど異色の企業家としてマスコミでも話題の女性。また2008年2月よりと豊竹英太夫先生の義太夫教室にて勉強し、今年の2月、落語そして 文楽・素浄瑠璃とともにフランスにおいて文化交流イベントを予定されています。それではおいしいワインのお話。そして フランスのお話など盛りだくさんに伺ってまいりましょう。なお今夜は 金銅さんのフランス語の先生 ペフェール・ニコラさんにもご一緒にお話をうかがいます。

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