おとなの文化村 (097回) 長川仁三郎商店の代表取締役 田中英次さん

今夜は創業安政元年という大阪でも老舗中の老舗の一つ、お香一筋160年という長川仁三郎商店の代表取締役田中英次さんにお越しいただきました

株式会社長川仁三郎商店は創業が安政元年(1854年)というお香に使われる 香木、線香原材料の販売や各種お香の製造卸の会社です。今夜おこしいただいた田中社長はその7代目で昭和29年大阪市東成区のお生まれ、実家は玉造の漬物屋さんでしたが高校3年生のときに奥様と運命の出会いを果たし以来互いの家を行き来するようになりめでたく結婚。そして何故か家業の漬物屋さんを継ぐことなく奥様の実家である長川仁三郎商店に入社し漬物とはまったく違う「お香」の世界に足を踏み入れることになります。そして平成元年に7代目を継承され創業以来代々受け継がれた伝統と技術で新しい時代の香りの世界を意欲的に追求されています。先ごろは落語家桂小春団治さんのフランスツアーに同行されフランスの人々に日本の「香り」の世界をアッピールしてこられました。今夜はそんな田中社長に日本の文化の一つ「香り」について じっくりとお伺いいたします。

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おとなの文化村 (096回) 「大阪ウォーキング連合」の名誉会長 竹中愼和さん

今夜は GW真っ只中とゆーことで お金のかからない健康増進法として、いま脚光を浴びているウォーキングを主宰しておられる団体「大阪ウォーキング連合」の名誉会長竹中愼和さんにお越しいただきました。

竹中さんは1935年(S10)大阪市東区のお生まれ 御齢75歳。大阪・明星高校から和歌山大学経済学部にすすまれ。卒業後は朝日広告社大阪支社入社 広告代理店の営業一筋に歩んでこられました。そして広告代理店の仕事のなかで「ウォーキング」と運命のめぐり合いをすることとなります。学生時代からの趣味のスポーツであるテニスとはまた違った単純に「歩く」という行為がスポーツとなると言うことに感銘!以来代理店の事業としての数々のウォーキングイベントを手がけるようになり ウォーキングの魅力にはまっていくこととなります。そして1991年(H3)大阪ウオーキング連合を設立し会長に就任。2004年(H16)に大阪府全体のウォーキング団体を統括する大阪府ウオーキング協会・事務局長に就任。そして大阪ウオーキング連合名誉会長として75歳のいまも毎日その健脚ぶりを披露しておられます。今夜は 中高年に最適の健康増進法であるウォーキングの魅力をたっぷりと語っていただきましょう。(2010年5月2日放送)

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おとなの文化村 (095回) 劇作家 林千代さん

今夜は 大阪が誇る文化である「笑い」をより多くの人たちに提供し、「笑い」を通じてより豊な社会作りに貢献しようと活動しておられる。NPO法人上方演芸研進社mydoの理事長でドラマ・劇作家の林千代さんにお越しいただきました。

林さんのお父様は エンタツ・アチャコに代表される大阪の近代漫才の生みの親である漫才作家秋田實さん大阪市に生まれ 大学卒業後お父様と同じ道に入られ 昭和50年放送作家としてデビュー。父秋田實さんの影響を多分に受けておられる林さんはテレビ・ラジオドラマのシナリオや舞台脚本、漫才台本、漫画の原作シナリオ、小説そしてエッセイなど 幅広い文筆活動を通じて上方の演芸と深く係わってきていらっしゃいます。代表的な作品としては先ごろ亡くなられた藤田まことさん主演の「必殺仕事人」などの必殺シリーズや「部長刑事」シリーズ、そして各局のサスペンスものなど多数。また その実績を評価され、読売テレビ上方お笑い大賞/秋田實賞なども受賞されています。そして2006年3月に先ほどご紹介しました。NPO法人上方演芸研進社mydo(マイド)を 漫才師の喜味こいしさんや「笑い学」の権威、関西大学名誉教授井上宏先生らとともに立ち上げ「笑い」の文化活動を繰り広げていらっしゃいます。今夜は「上方の笑い」についてたっぷりと伺ってまいります。

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