今夜のお客様は「一般社団法人日本アカネ再生機構」代表理事、杉本一郎さんです。
杉本さんは1952年(昭和27年)大阪府泉北郡忠岡町のお生まれ。大阪府立和泉高校から京都工芸繊維大学に進学、繊維学部繊維工学科を卒業、1974年 京都に本社がある「株式会社川島織物」に入社。インテリア事業部東京営業所勤務を振り出しに、自動車事業部取締役・生産部長、技術生産本部・取締役副本部長、インテリア事業本部取締役事業部長を歴任。2006年、セルコンと合併した「株式会社川島織物セルコン」取締役生産部長、常務執行役員・事業部長をつとめ2009年に退社。その年の11月、57歳の時に「日本茜」をみつけ、栽培、染色を始められました。地元、忠岡町に戻った杉本さんは地域の自治会長、自治振興協議会長をつとめるなど地域活動にも参画。のぐったんの母校でもある「京都工芸繊維大学」同窓会副会長もつとめられてました。そして2017年、日本茜栽培を積極的に推進、1000㎡単位で農地を拡大、家業であった「かさや儀平」の名を復活させ染織工房を設立。2020年1月から赤根収穫が始まり本格的に染色がスタート。地域産業資源の農産物として日本茜が岸和田市で認定、登録されました。その後、日本茜を広げる地道な活動をつづけ、東京の物産展で日本茜に関わる製品の販売を開始。2021年11月に「一般社団法人日本アカネ再生機構」を設立し、昨年開催された「大阪府アグリイノベーショングランプリ」を獲得。1300年前には輝いていた「日本の赤」即ち「Japanred」を今の世に拡げる・・・日本茜の文化を再生させることを目標に、地元泉州に「日本茜の里」をつくり、ピカっと光るものを創出させるべく活動を続ける杉本一郎さん。ことし第23回「なにわ大賞」を受賞され、ノイリンとの出会いが始まりました。
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今夜のお客様は大人文化村委員会メンバー「日本公共経営研究所」所長、宮本正一さんにお越しいただきました。
宮本さんは1967年、大阪府寝屋川市生まれ。ボストン・ウェントワース工科大学を卒業後、神戸大学経営大学院でMBA(経営学修士)を、大阪市立大学大学院で医学博士号(公衆衛生学)を取得。27歳で寝屋川市会議員に初当選、第54代寝屋川市会議長を務められました。そして、医療、社会福祉、学校法人、上場企業、選挙対策本部(橋下とおる大阪府知事選挙)等に戦略策定アドバイザーとして従事。現在、同志社大学生命医科学部研究員、カリフォルニア州ロチェスター大学特任教授、吉野町役場政策アドバイザーを務めておられます。最近では6月に、寝屋川市で開催された「オペラ蝶々夫人・実行委員会事務局長」として6月にご出演いただきました。今夜は、同志社大学講師として17日間にわたって訪問されたアメリカ・カリフォルニア出張ツアーの話題を引っさげてのご登場です。
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今夜のお客様は「演劇塾長田学舎」おさだ塾から岡本早智さん、梶田明子さんのお二人にお越しいただきました。
岡本さんは1974年、京都市のお生まれ。中学一年生の時に初めて見たミュージカル「トムソーヤの冒険」。生の演劇に、いままで感じたことのない感情に心が震え、中学校卒業の春から「おさだ塾」に通い始めました。高校卒業後、演技をすることより裏方に興味を持ち、映像・音響の専門学校に入学。その後、形の残る仕事がしたいと出版関係のデザイン会社に就職。「仕事が忙しい」としばらく劇団と距離をとっていましたが、デザイン会社独立をきっかけに再び劇団のお手伝いをすることになりました。いまは劇団のチラシやパンフレット、HPなど販促全般を担当するとともに、広報としても活動されています。
梶田さんは1975年生まれ、愛知県春日井市のご出身。京都橘女子大学在学中に前おさだ塾代表の碧川萌子先生の「実践演技論」を佛教大学単位互換制度で受講。それを機に「おさだ塾」に入塾。おさだ塾の代表的な演劇活動である「町かどの藝能」など劇団の自主公演に出演。京都や大阪で絵本の読み聞かせイベントやこども達への朗読指導、大学生への読み聞かせ指導など27年間にわたり、現代表の河田洋志さんともに活動されています。
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