おとなの文化村(855) 照明デザイナー 橋田裕司さん
今夜のお客様は「照明塾」塾長、照明デザイナーの橋田裕司さんです。
橋田さんは1952年生まれ。照明器具メーカーに勤務をへて1988年「プロト商品計画」を設立。1992年~照明を考える、作る、楽しむがテーマの交流会~「照明塾」を、1996年「手作り照明教室」を開設。「あかりのレシピ」「うれしい手づくりのあかり」を出版。2005年、病院や病気の子どもたちに手づくりのあかりを届ける「あかりバンク」の活動を開始。有馬温泉で「御所坊」金井社長の協力で「工作バー」をスタートさせ、「こどもホスピス」に100点のあかりを寄贈されました。2015年、おおさかカンヴァス推進事業~たたかう芸術祭~で「街角の電気スタンド」が審査員特別賞を受賞。大きな布シェードを被り、スーツ姿に赤いランドセルを背負う橋田さんとノイリンが道頓堀で出会い、中学校の教科書で紹介されたのもこの頃でした。1020年、あかりのつくり方や医療介護の現場でやってきた活用事例を紹介する「あかりの学校」を出版。2021年以降も「横浜こどもホスピス」に「明かりのおうち」を寄贈。コロナ禍の2022年、阪急百貨店で「あかりバンク展」、天王寺動物園で照明塾30周年「あかりの動物園」を開催。医療的ケアが必要な児童の介護を頑張る全国100家族にあかりを届けるプロジェクトを実施。ことしオープンした「KITTE大阪」の高知県アンテナショップには高知県特産品があかりとなって天井から吊るされています。今夜はそんな橋田さんの明かりが灯るスタジオからの放送です。