おとなの文化村(890) 映画監督 黒瀬政男さん
今夜のお客様はいま神戸で上映公開中のドキュメンタリー映画~あるリードオルガン修復家のあしあと~「風琴」の監督・構成をつとめる黒瀬政男さんです。
黒瀬さんは1954 年生まれ、広島市のご出身。1977 年大阪芸術大学映像計画学科を卒業。映画、テレビ番組、ラジオ番組、CM等の制作に携わり、制作会社勤務を経て1992 年、フリーディレクターとして独立。2000 年、黒瀬映像演出事務所を開設。1996 年から 2025 年、関西大学社会学部非常勤講師として、映像制作実習を担当。人権や社会にフォーカスをあてたド キュメンタリー制作、若い人たちの制作指導をしながら、監督、脚本、プロデューサーとして活躍されています。2022年、ニューヨーク・インターナショナル映画賞ファイナリスト、国際ニューヨーク映画賞ベストドキュメンタリー、むのたけじ地域・民族ジャーナリズム賞ほかを受賞した「ワタシタチハニンゲンダ」(高賛侑監督)の編集を担当。2022年、プロデュース・撮影を担当した映画「今日が世界のすべて」(大間栄美監督)はカンヌショーツ監督賞にノミネート、ニューヨークシネマトグラフアワードでは最優秀プロデューサーに選出、世界で15 以上の受賞をされました。現在公開中の作品「風琴」。昔、学校の教室で見かけた木製の足踏みオルガンは、明治時代に「風琴」と呼ばれ、明治から昭和にかけてなじみの深い楽器でした。しかしいま、この足踏みオルガン「リードオルガン」を製造するメーカーは世界を見渡してもどこにもありません。長野県在住の数少ない修復家、和久井輝夫さんが日本各地で手がける修理の様子を追うとともに、リードオルガンの歴史と、その魅力を支えるさまざまな人々を描くドキュメンタリー映画として制作されました。今夜は、神戸に続いて8月16日からは大阪でも公開予定の映画「風琴」について、そして映像・演出の世界で活躍される黒瀬政男さんをご紹介します。








