おとなの文化村(908) 関西学院大学古典芸能研究部 楠本哲さん
今夜のお客様は「関西学院大学古典芸能研究部」OB会事務局、楠本哲(さとる)さんです。
楠本さんは昭和36年(1961年)大阪市東住吉区生まれ。昭和55年(1980年)清風高校卒業、関西学院大学法学部入学。入学後、落語が好きで、演じるよりも仲間と聴きたいと思い、古典芸能研究部に入部。関西学院大学古典芸能研究部は昭和25年(1950年)古典芸能全般を研究する部として創部されました。当時は上方落語消滅危機の時期で、先代桂米團治師が芸術顧問となり、学内で落語会を開催。昭和26年(1951年)米團治師の急逝で、弟子の桂米朝師が受け継ぎ、昭和43年(1968年)まで関学内で落語会を継続。しかしその後部員が減少したため、昭和54年(1984年)当時現役学生の桂小米朝さん(五代目米團治)が部長となり継続。楠本さんが入部したのはその翌年でした。入部後、部長の小米朝さん(4年生)から部の伝統である狂言の稽古へ行くようにと旨促され、善竹忠重師の稽古場にて4年間狂言を習い、卒業後も狂言を続けるため、昭和59年(1984年)地方銀行の泉州銀行に入社。その後、紆余曲折はあったものの、銀行に勤務しながら狂言を続ける一方、古典芸能研究部OB会事務局を担当。また6年前から部誌「こてん」の編集を担当し、米團治先輩と共に誌面刷新に努めて来られました。部は平成14年(2002年)、令和3年(2021年)の二度休部となる危機を迎えるも、現在、部員2人と若手OB OGの尽力にて部員が数名入部の見込みだそうです。五代目桂米團治さんのほかにも、上方風流メンバーの舞踏家飛鳥峯王さん、落語研究科嘉納吉郎さん、義太夫研究大阪音楽大教授井野辺潔さんら故人となられた先輩方をはじめ、落語研究家の小澤紘司さん、元MBSアナウンサーの角淳一さん、落語作家の小佐田定雄さん、浪曲作家芦川512順平さん、落語作家くまざわあかねさん、近年では落語家桂二豆さんら、「おとなの文化村」にゲスト出演していただいた方々などが卒業されています、金融機関でのご活躍も一区切り、次は大好きな古典芸能三昧で活躍したいと語る楠本さん、「文化村」に新たな仲間が登場です。








