おとなの文化村 (111回) 白ハト食品工業株式会社代表取締役 永尾俊一さん
今夜のお客様は江戸時代から伝わる三大女性の好きなものといわれる、イモ タコ ナンキンにこだわった業態の店舗を全国に展開している。白ハト食品工業株式会社代表取締役の 長尾俊一さんです。
永尾さんは 現在の白ハト食品の前身であるアイスクリーム製造業「白ハト食品」の息子として1963年大阪府守口市にお生まれになります。そして大学在学中にKUKURU道頓堀店(現在のたこ家道頓堀くくる本店)を開店。そののち「おいもさんのお店らぽっぽ」「いも屋くろ門」「ちょぼ焼本舗」「CHAIMON」など、江戸時代から伝わる女性の三大好物である“いもたこなんきん”にこだわったブランドを構築。全国の有名百貨店、ターミナル駅ビル、アミューズメント施設などを中心に店舗販売展開を行い、現在は104店舗を数えるまでになりました。第1次産業×(かける)第2次産業×(かける)第3次産業=(は)第6次産業グループであるという長尾さんの理論の具体化を目指して、2000年には農業生産法人『育みの里しろはと』を設立。日本の食料安全保障問題も含め、流通小売業からみたアグリビジネスの将来についての新しい仕組みづくりを手がけ始め、宮崎県都城に 人と自然環境にやさしい農産加工新工場「霧島おいもファクトリー」を建設。お客様・会社・社員・お取引先の「心とお金の満足」を具現化することをグループビジョンに、日本のいもたこなんきんを世界に広めていくことを目標とする長尾さん。そしてなんといっても最近では現在開催中の上海万博にたこ焼「くくる」を出展し、世界中の注目を集めいます。今夜は 世界に向けてのフードビジネスの夢を語っていただきます。