おとなの文化村 (020回) 太郎カンパニー 柿木央久さん
今夜のお客様は音楽批評家で 株式会社太郎カンパニー取締役の柿木央久さんです。柿木さんは1967(昭和42)年 大阪市生まれ。批評家。株式会社太郎カンパニー代表取締役。株式会社くいだおれ取締役。くいだおれ不動産株式会社常務 取締役。
1990年東京大学教養学部卒業。専攻は表象文化論。ボサ・ノヴァを卒論のテーマにし、卒業後の1993年雑誌『ブルータス』ボサ・ノヴァ特集号「ボサ・ノ ヴァに想いあふれて」巻頭記事で音楽批評家としてデ ビュー。その後、家業である「大阪名物くいだおれ」にも関わる。「くいだおれ」閉店までの三ヶ月はもっぱら広 報・メディア対応と「くいだおれ太郎」をめぐるマ ネージメント・演出、「くいだおれ総務部のブログ」 を担当(執筆・撮影)されました。 著書としては、祖父である「くいだおれ」創業者・山田六郎の一代記であり「くいだおれ」の公式社史でもある。『ばかたれ、しっかりせ』(講談社)、CDガイドと いう形をとったボサ・ノヴァの批評『決定盤 ボサ・ ノヴァCD100選』(河出書房新社)、くいだおれ太郎の「自伝」である『くいだおれ太郎のつぶやき』 (マガジンハウス)。また共著として、『200ロック語辞典』 『200CDザ・ロック・ギタリスト』(いずれも学研)などがあります。 そのほか、JTBとのタイアップでくいだおれ太郎がオーストラリアやアメリカに行った際の広告用の写真や『くいだおれ太郎のつぶやき』でも相当数のカットを撮影するなど、「くいだおれ太郎御用達し」のカメラマンとしても活躍中です。また2001年よりはここFM大阪の番組審議委員を務めておられ、現在は審議会副委員長をされています。